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第96話

車に乗り、リムジンが走り出してもミクは何も言わなかった。 何故ミクは俺のピンチが分かった? 何故ミクは俺より強いのか? 俺の知ってるミクはいつもドジでホワホワしている可愛いミク。 けど、助けてくれたときのミクは俺なんかより遥かに強かった。 一体ミクに何があったのだろうか。 車の中で話して運転手に聞かれババア共に知られるわけにはいかない、多分ミクもそう思っているのだろう、屋敷に帰って話そう。 俺はミクの表情をチラリとみたら、憂い顔もバリクソ可愛くて、そのまま押し倒してしまいたくなったが、空気を読んだ。 うん俺は偉い!! その前にアルコールで勃起しないんだけど。

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