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第101話 ちんじけん?
次の講義で宮城 源がいつものように現れた。
「やっほー新さん。お尻掘られちゃったと思うけど、感想は?」
ということはこいつは一枚何か絡んでいるらしかった。
「俺が掘られる?そんなことあるまい」
「えぇっ?!……まさかあの状態で逆に食うなんて出来ないと思ってたけど」
「誰が好んであんな者を食うか」
俺は宮城とは関わるのが嫌になって席を移動した。
「新さんが掘られないでよかった」
離れる前に宮城はこう言った。
何か掘られないでよかった、だ。
ならばあんな合コンに俺を呼ばなければよかっただろうが。
俺は今日の午後まで何事もなく講義を受けて、昼過ぎに屋敷に帰った。
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