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第105話

宮城の話によると、先輩達の間で俺が受け身側になったらどうなるだろう、そういう話題が出たらしい。 それで実際見てみようということで昨日の『ちんじけん』が発生したらしかった。 そこで使われたのが徳田 新之助の自称親友宮城 源、俺を連れてこなかったら廻すぞと脅されて、昨日は合コンに俺を無理やり連れて行ったらしい。 しかし俺は受けることなく帰ってしまったため、宮城は廻されることになると思い、こうして俺の屋敷を訪ねたということだ。 「坊っちゃんが美しいからこんな事態になったってことですね!!罪な男です……」 ミクは両手を合わせて目をキラキラさせていた。 「そうだね~、むやみらたらと新さんは目立つから」 宮城まで馬鹿げたことを言い出した。 でも俺の容姿を褒められるのは悪い気はしないものだ。 「ではその者を成敗しに行くぞ」 俺はミクと宮城を従えて、大学へと戻った。

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