42 / 55

♥第43話

久しぶりに家に帰ってきた。 透さんはあれからほとんど僕のそばにいる。 「あの…透さん、お仕事は?」 透さんはいつも通りの爽やかな笑顔で、「ん?ちゃんと終わったよ?」と言うばかり。 透さんがずっと抱きしめてくるから僕は少しだけちょっと発情してる。 「んっ…透さん…もう離して。」 透さんは察したのか、僕の胸を触りながらキスしてきた。 「んぅっ…む…ん…はぁっ…んんっ…やぁ。」 途切れ途切れの呼吸の時につい甘い声を出してしまう。 「…久しぶりだから、今日は止まらないかも。」 野獣のような獲物を求めるような瞳で見つめられ、お腹の下がきゅんっとなった。 「…いれるね?」 そう言うと透さんはズンっと深くいれてきた。 「ーーっ!?あっ、あんっ!んぁあっ!」 早い律動で声がどんどん高くなっていく。 「やぁあっ!とお、るさんっ!そこ!やだぁ!あっ!」 ゆっくりといい所を擦るとすぐに奥へと深く貫く。 「んんんんっ!!あっ!あんっ!やぁあ!だめっ! ひぁあああっ!!!あ!あ!あん!」 「っ!瑠璃!イってもいいよ?」 少し余裕が残っているような顔でさらにキスをしてきて、僕は限界がきていた。 「んむぅっ!んっ!んん!ぷぁっ!はぁっ!あんっ! イッちゃう!イッくぅ!ーーーーーーっ!!!」 透さんも少しイったのか、中にどくどくと注がれる。 ぐったりしていると、 「るーり?まだおわらないよ?っ!」 深くまた奥にささる。 「あああっ!やぁっ!もぉ!イったからぁあ!」 ずんずんとされていると、体制を変えられた。 そう、騎乗位だ。 「んぅうう!おっ、くまで、はいってくりゅ!!?」 呂律が回らず少しずつ声が自然とでてくる。 「瑠璃、今日は逃がさないよ?」 まるで獲物を仕留めた獣のようだ。

ともだちにシェアしよう!