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♥第50話
最近、ご飯は美味しいのに食欲がでない。
「ぅー…今日も食べれない。」
美味しそうなご飯と僕はにらめっこをしている。
「ねぇ、瑠璃。ほんとに大丈夫?」
心配そうに僕を見てる透さん。
「うーん…。」
「もしかして、ご懐妊されたのでは?」
高木さんはサラッと笑顔で言った。
「ほんとだね!瑠璃、今日は病院行こうか!」
「うん、妊娠してますよ。」
僕と同じ孕み男子の先生が笑顔で言った。
「最初はとまどう方も多いですけど、大丈夫ですよ。」
「先生、ありがとうございます!」
「透さん、産んでもいい?」
「あぁ。もちろん。」
「今度、ベビー用品も買わないとね。」
透さんはウキウキしてた。
「僕、ママになるんですね。」
そっと、まだ膨らんでいないお腹を撫でる。
「きっといい子に育つよ。」
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