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第3話
「なぁ、トールお前なんでこんなに汚れちゃったの?どっか落っこちたか?」
アパートの狭いバスルームで話しかけると黒猫はニャーと答える。
「もしかしてボス猫にイジメられた?」
覗き込むように顔を近くに寄せると黒猫はぶるぶると身体を揺すって泡をを飛ばす。
「あははは、ごめんごめん、あっ、ちょっ……あ、あああぁー」
顔についた泡を流そうとしてレバーハンドルを誤ってシャワー側に捻ってしまった。
その結果頭からシャワーを浴びて髪も着ているシャツもずぶ濡れになる。
「あーあ」
お前のせいだぞ?苦笑混じりに言うと黒猫はミナトの膝に前脚をかけて
ニャーとひと鳴きした。
そして透けてほんのり形が分かる小さな乳首をちろりと舐めた。
「ひゃっ……トール、悪戯しないで」
バスルームにヒクリと淫らな孔の音がした。
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