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chapter.5 まとめ

▼登場人物 ・萱島(28) LA支部長。人生がお砂糖菓子でないことは知っている。 ・戸和(24) LA副支部長。手を伸ばし損ねた後悔だけ思い知ってる。 ・神崎(31) 社長。明日の天気が分からないことを知っている。 ・本郷(31) 副社長。天気みたいな人間というものを知っている。 ・パトリシア(17) TPスタッフ。人生は砂と青空(と少しのストロベリーアイス)。 ・セフィロス(34) TPのCEO。知恵の実を食べたその後を知らない。 ・御坂(39?) UNSDH本部長。箱を開けた人間の心理を知りたくない。 ・サイファ(27) 御坂先生の補佐官。人間は現在しか生きられない。 ・寝屋川(31) 派遣調査隊長。未来と過去を繋ぐものを知らない。 ▼キーワード ・手紙  パトリシアが過去、何者かに託されたもの。記憶が曖昧で分からない ・箱舟  御坂先生の生物兵器…ではなく、寿命を数百年まで伸ばすナノターミナル。  「箱舟計画」は人類選定でなく、将来抗えない大災害に備えた生命維持技術らしい。  技術公開されておらず、TPはじめ各国要人が欲している。 ▼主要動向 ・本部…豚小…通常業務へ ・萱島…ホテル ・戸和…行方不明 ・本郷…TP本社潜入中 ・寝屋川…友軍とイラク突入 ・TP…御坂と接触 ▼メモ ・辞表を出して最後のイラクへ旅立った寝屋川隊長 ・年を取らない(厳密には取ってる)御坂先生。パトリシアを人質にナノターミナルの取引を要求される。 ・↑既に対策は打ってあるようだけど…? ・戸和くんは消えてしまった。何処に電話をしていたんだろう。 <以下、読まなくても何ら問題ないメモ> ・クラーク、と呼ばれていた寝屋川大尉の同胞  「我々のMH-60Kはどんな天候や地形も把握…」→ストーリーには関係しませんが、すごい部隊です。後々お名前出します ・寝屋川大尉(所属…第一海兵遠征軍(IMEF))がイラク派遣された経緯  2001年アメリカが同時多発テロを受け、アフガニスタン攻撃。アメリカとテロ国家の戦いが始まる。  2003年には、兵器開発の査察に非協力的なフセイン打倒を掲げ、イラク戦争開戦。 4月フセイン政権が崩壊し、アメリカによるイラク統治が始まるが、公職についていたバース党員の追放など無茶な政策で機能停止し、国内は大混乱。 さらに旧バース党員がイスラム過激派原理主義者と共に打倒アメリカに乗り出し。内戦状態となる。    2004年、トレッスル橋のアメリカ人遺体吊り上げ事件(アメリカ軍事請負会社の社員4人が殺害され、遺体損壊された事件)が起こり、イラク・ファルージャ武力制圧が始まる。 →4月、寝屋川大尉所属のMEFへ攻撃命令  2011年には米軍撤収・イラク戦争終結宣言が出されるも、国内の混乱は継続。  中東の内戦は単なる宗教戦争やテロリストの跋扈でなく、大国が介入して引っ掻き回したのも要因。(遡ると1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻に行き着くが割愛)   ・その後…作中2014年時のイラク情勢について  ISILがファルージャを占拠(イラク内初の都市占領)。イスラム国(IS)へ名称変更(ただし国際社会は容認せず)  当年、ISILの攻撃等によりイラク死者数が過去7年で最悪を記録(UN調べ) 何度も予防線張って申し訳御座いませんが、本編自体はフィクションです。 ところどころ史実を拝借してはおりますが、あくまでエンタメ性を求めた作り物としてお楽しみ下さい。 この文言唱える度に、我ながらどういうことだよ?と首を傾げるんですけどね…(要は間違ってても怒んないでね!鵜呑みにしないでね!あと当該国とか侮辱してても気にしないでね!という作者に都合のいい予防線だと思っている) もし史実にご興味が湧いた御方は、是非ご自身できちんとした情報を紐解いて頂けますと幸甚です。 残り2chapterよろしくお願い致します。

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