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第4話

次の日、珍しくさっさと起きて準備を初めた俺はいつも待たせている海と弘人を逆に待つ形になった。 外で待ち初めて数分後 「あれ?吉野?」 「おーおはよ」 「珍しいな千尋が早起きなんて。」 「俺だってやろうと思えばできますー」 そこから話が弾み、俺達の珍しい話しになった。歩き初め数十分学校につき、教室へ向かう。扉を開け、最初に見えたのは女に囲まれる萩野。 まぁどーでもいいことだから素通りしていく。 「ねーね萩野、女凄くない?」 「確かにな。まぁイケメンだしな。」 「あら?弘人君やっかみ?」 「ちげーよ馬鹿か」 「馬鹿じゃないですー」 なんて低脳な会話をしていると1人の女が来た。 「ねね、あたしも混ざっていい?」 「あ?」 「えっと…塩丘さんだよね」 「そーそ!あたし塩丘利子っていうの!よろしくね。」 なんか勝手に事が進んでいってる気がするがまぁいいだろう。 「でさ、何の話ししてたの?」 「萩野の話しー」 「萩野?何で?」 「いやーあの女の量は異常だからな。」 「あー確かにねー。周りの子達ほとんど萩野についてるし。」 「ってかよ塩丘はいいのかよ。とられるぞー。」 「何言ってんの。あたしは興味ないよ。それにあたし彼氏いるし。」 なんと。とんだカミングアウト。彼氏持ち発言。 「だから、他の男には興味ないの。」 しかも、ラブラブでしたか。 「じゃあなんで俺達のとこきたのー?」 「え?面白そーだったから。」 「へーそうだったんだ。」 「あっそういえばさー聞いてよ3組の竹田がこの間駅前でだっさいTシャツに短パンで歩いてて…w」 「えっ何それww」 「千尋。」 ふいに名前を呼ばれて振り向くとそこにはなぜか怒ったような表情をしながら立っている萩野だった。 「おー。萩野何?」 「おー。じゃない。」 「?何キレてんだよ。」 「キレてない。」 「いや、キレてるだろ。口調的に。」 「煩い。」 「う、うるさいって何だよ。お前話しかけて来たんだろ。」 「さっきからキレてるキレてるばっかり言いやがって。」 「なんたんだよお前。何がしてぇんだよ!」 「知るか。気がついたら話しかけてただけだ。」 「なんだよそれ…!お前、おかしいぞ!」 「…」 「だんまりかよ。お前この間の帰りもそうだったよな。ほんっと強引だ。」 「…」 「お前が転校してきた時だって急に友達になれとか言われてよ。」 俺は萩野が黙っているのをいいことに、2日であった萩野の気にくわないところを全て上げた。 突然萩野が 「黙れよ」 「あ?」 「お前がそこまで言うなら俺だって言ってやるよ。」 「な、何をだよ。」 「お前、俺が来るまで暇だ暇だってずっと言ってたんだって?それなのに俺がきて少し構ったら気にくわないだのおかしいだの言いやがってよ。」 「それは…!」 「はっきり言わせてもらうぜ。俺はお前が嫌いだ。」 …嫌い その言葉を言われた俺は急に悲しくなった。嫌われたから悲しいとかじゃなくて表せないような感じの悲しい。 「…俺、帰る!」 「あっおい!」 走りながら思った。気にくわないやつに嫌われたのになんでこんなに悲しいんだろうって涙が止まらない。家に着いた俺は制服のままベッドに倒れこむように横になり、泣いた。

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