23 / 31
13-F②(R-18)
「ンッ……ウッ……ハッ…ンッ……」
俺は、佐久間の腰の動きに合わせて、両手で佐久間のモノを握り込む。
俺の手に重ねていた佐久間の両手は、今は俺の顔を挟むように床に突っ伏している。
"じゅっじゅっ、ぐちゅぐちゅ"
大きくなる水音と佐久間のモノ。
目の前ある佐久間の顔は、自慰に耽るソレ。
瞳を閉じ、眉間に皺をよせ、我慢するように口を閉じる。
「……佐久間」
名前を呼ぶと、佐久間は腰を振りながらもゆっくり目を開けた。
ゾクッ。
静かに欲望を宿した瞳と目が合う。
「……ふ、じ」
ハッハッと荒い息をしながら、俺の名前を呼ぶ。
その切ない声に、俺はまた甘く痺れていく。
そして、腹筋に力を入れ上半身をあげ、
"ペロリ"
佐久間の唇を舐めた。
すると、佐久間は目を見張って、腰の動きを止めた。
そして、前傾姿勢だった上半身を起こし、
「…一緒に、気持ち良くなろうか?」
少し息を整え、優しく笑うと、俺が履いていた佐久間のズボンを膝まで脱がした。
「…染みに、なってんな」
その言葉に、目線を自分の下半身にやる。
佐久間からもらった下着はグレーだったため、染みがしっかりと分かる。
思いの外盛大に広がっていたので、恥ずかしくて顔が赤くなる。
「それに……」
「ンッ!」
濡れた下着の上から、佐久間が俺のモノを撫でる。
「…起ってる」
そう言って、下着の中から俺のモノを取り出す。
「……グッチャグチャだな」
あまりにもそのままを口にした佐久間に、恥ずかしさが増す。
「じゃあ……もっと…グッチャグチャになろうか?」
佐久間は、俺のモノと自分のモノが上手く重なるように腰を移動させ、さっきと同じように、俺の両手を取って上から自分の両手を重ね、
「……藤」
俺の名前を呼んで、ゆっくりと腰を動かしはじめた。
ともだちにシェアしよう!