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第7話

「ひ、っ、や……せんせい……っ、やめっ……ヤダ……ぁ……っ」 涙をこぼしながら遥は必死に身体を動かし俺から逃れようとする。 体格差や力の差が歴然とした俺から逃げ切れるはずがないのに。 両手を手錠で拘束された遥のズボンはすでに脱がせ、俺の手の中には遥自身があった。 「ヤダじゃないだろ。初めて人に触られるのはどうだ? これだけ硬くしてるんだから、イイっていうのが正しいんじゃねーのか」 言葉通り萎えてたはずの遥のものは再び硬度を取り戻していた。 どれだけイヤだと言ったところで生理現象はどうしようもない。 優しく緩く刺激を送り続ければ勃ちはじめたそれを途中から強めに上下してやれば先走りが俺の手を濡らしはじめていた。 熱く昂ぶっているそれは俺の手の中で脈打っている。 「ほら、見ろよ」 手を拘束されていながら身を捩っていた遥が俺の言葉に視線を向けた。 俺が視線を下に向けると遥も俺の視線を辿る。 「こんなに涎垂らしてるのは誰だ?」 遥に見せつけるように一旦遥のものから手を離す。 支えを失っても反り返ったままの自身に遥は呆然としたように見つめていて、それに笑いがこぼれた。 「遥」 名前を呼んだことに遥が身体を震わせ我に返ったように目を逸らし、その瞬間遥自身の先端を爪さきではじいた。 「……ひっ…あ……や…ッ」 そして再び強く扱きはじめてやる。 小刻みに震える体と耐えきれず流れる涙。 歪むその顔を見ても俺には響かない。 「心配しなくてもイかせてやるよ。―――たくさんな?」 全部飛んじまうくらいイかせまくって、空っぽにしてやるから。 なにも考えられないくらい。 理性もなにも忘れるくらい。 口元が自然と歪むのを感じる。 遥の顔が一層歪むのが見える。 その目を眺めながら強弱をつけ扱き尿道を弄ってやる。 いやだやめてくださいと首を振りながら喘ぐその声がだんだんと熱を帯びていく。 まだ逃げようとするから手は動かしたままのしかかり上半身に舌を這わせた。 首筋鎖骨、胸とその蕾へと移動し口に含んで舌で転がす。 優しく動かしてやれば反応する。 別にそこに心が伴わなくても。 別に、いい。 なにも考えられなくなるくらいに悦楽に堕ちてしまえばいい。 「もうそろそろイキそうか?」 硬度と先走りが増したソレに摩擦を強めた。 「……っあ、ン……っやだ……っ、も」 俺の唾液で濡れている蕾を指で弄って扱きあげて―――遥の脚が震えだした。 恐怖を映すその目にそれだけでない快楽と戸惑いと、未知への"恐怖"を浮かべて身体をのけぞらせる。 「イケよ」 胸の蕾を甘噛みしながら先端に爪を立て棹を強くきつく扱きあげた。 遥のものが脈動し膨張する。 そして数瞬後、手の中に生温かい白濁が吐き出された。

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