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第10話
「古くからの友人って…俺は知らないから中学とかは違うんでしょ?」
「違います。私は異国から来たので」
「古くから…とは?」
「…私たちが初めてであったのは夏がまだ小学生のころでしょうか。その時私が川で溺れているところを助けてくれたのです。それから数年…会う機会は無くなったのですが数年前再会して今に至ります。私の仕事のことは夏に話したことがありません。私はメディアにも出ませんし夏は知らなかった。私は幼い頃から夏に好意を寄せていた。でも夏には思い人がいます。」
「それは…」
「私の思いも貴方の思いも夏には届かない…貴方は夏に特別な感情をお持ちでしょ?
「…それは…」
「これから何かあっても全て受け入れていただけると嬉しいですね。夏には幸せになって欲しいから。貴方もそう思うでしょ?」
「…」
「先程確かに私は夏と関係を持ちました。夏が迷っていたから。貴方のもとから離れるため…忘れるため…」
「どうして…」
「夏の想い人が…」
「アミー待って…」
「貴方の」
「やめて…」
その時部屋のドアが開く…
「相変わらず…騒がしいですね…貴方は…」
「課長!!」
「…秋月…」
「晦日…何で…」
いつ連絡したのかわからないけどリドルが来た。息を切らしている姿は望さんに良く似てた
「くそ悪魔!!お前夏を!!」
「違うよ!待って!待ってよ!」
「どういうことなんだ…」
1人意味後わからず呆然とする社長を置いてけぼりにしてしまう。でも事実を告げたことで理解なんて出来ないはずだ
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