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第五夜

 指の先端を心配げに舐めたジャックが、言葉とは裏腹に、レイの包帯を素早くほどき始めた。 「やめろジャック! 見るな……っ!」  月光の下、大切な者の手で醜い素肌を暴かれる。 中途半端にほどかれた白布が手首の上で絡まり、まるで拘束されたかのような格好だ。 いたたまれず目を伏せると、ジャックの舌が目尻ににじむ水滴を拭った。 「どうして見ちゃだめ? レイはこんなにキレイなのに」 「そんなわけ、あるか……」  蚊の鳴くような声で反論すると、ジャックは「本当だよ!」と力強く返し、レイの胸元へ指を滑らせた。 敏感な突起をつままれ、びくりと体が跳ねる。 「んあっ……おまえは、ぁ……目が腐ってる……っ」  きっと死にかけていたところを拾ったせいで、視力に欠陥が残ったのだろう。   よそ事を考えている間にも衣服と包帯ははぎ取られ、むき出しになった双丘の割れ目にジャックの屹立が挟みこまれた。 熱い塊がゆるゆる上下するたび無意識に腰が動く。 「レイ気持ちいい? お尻が揺れてる……」  オレと一緒だ、とジャックが相好を崩し、耳殻を食んで舐め啜る。

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