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凄え幸せ!

「圭ちゃん……ここも、いい?」 俺は圭ちゃんの尻の割れ目に指を添え、恐る恐る聞いてみた。こればっかりは「まだイヤだ」と言われたら俺はやらないつもりだった。だって考えてもみろ。こんなところにガッチガチなチンコを挿れるなんて正直言って「怖い」という感情が先に来るはず…… 挿入するだけが愛を確認する方法じゃない。急がなくてもいいんだ…… 「ん……うん」 イエスなのかノーなのかどっちともつかないような返事をされ、なんとなく指先で圭ちゃんのアナルをやんわりと触る。指先から手のひらまで、これでもかってくらいローションを纏わせ尻を弄った。だってちょっとでも痛い思いはさせたくない。負担がかかるってわかってるから、どうにかして圭ちゃんには快感を得てほしかった。 「あぁ……陽介、そこ……あっ……嫌だ……」 圭ちゃんの息が上がってくる。時折切ない声が漏れ、気持ちよさそうにも見えたから、俺はそのままゆっくりと指を挿入させていった。 ネットで得た知識だけ……快感を拾うのは個人差もあるみたいだけど、こういうことを俺に許してくれていること自体奇跡みたいなものだから、俺は全力で圭ちゃんに奉仕する。こうしたら気持ちがいいかな? どうかな? と探り探りだったけど、少しずつ圭ちゃんの吐息が大きくなっているようだったから嬉しくなった。 「圭ちゃん、ちょっと膝持って……」 「ひぁん、やっ……きつい……ふぅぅ…」 ギュッと目を瞑った圭ちゃんから辛そうな声が出る。少しでも負担の少ない格好で、と思ってそう言ったのだけど、これはこれでエッチすぎる…… 涙目になってしまった圭ちゃんに「痛い? だめ?」と聞いてみた。 「……ん、大丈夫。あん……もっとゆっくり……」 圭ちゃんの中は熱くて柔らかい…… 指に纏わりつく感じが気持ちが良かった。辛そうにも見えたけど、意外にも圭ちゃん自身は萎えていなかったから少し安心した。 「あぁぁ……あん……あ? や……そこ変……あ……あっ……何か出ちゃいそう、あっ……待って、そんなにしないで……あっ、やっ……じんじんする……」 急に圭ちゃんが焦ったようにそう言った。もしかしたら前立腺ってやつかもしれない。ここを押してやるように擦ると気持ちがいいってどこかで見たような気がする。 「多分、前立腺?……ここ、そんなに気持ちがいい?」 急に体をビクつかせながら激しく喘ぐ圭ちゃんを見て、ネットでの知識だけで不安だった俺も自信がついた。 「あっ! あん……ダメダメ……ひっ……あっ 」 完勃ちになったその先端からカウパーが溢れ出ている。嬉しくなった俺はその先端をゆっくりと舐めまわした。圭ちゃんは凄い気持ちよさそうに可愛い声をあげながら腰を浮かせている。もう俺は興奮しきりで、スケベじじいよろしく「どう? ここ? 気持ちいいの? ほら、もっと喘いで」なんて囁いていた。 「いやだ……ひゃぁっ……んっ、んっ、はっ……へんっ! へんになっちゃう…… 」 慌てて俺の手を掴み止めようとするもすぐに力が抜けて、圭ちゃんはされるがまま体を捩った。 俺の手で圭ちゃんがこんなになってる…… あぁ…やばい、凄い興奮する。 もう圭ちゃんに挿れてしまいたい。 「圭ちゃん、挿れていい? もう挿れたい……」 堪らずそう聞いてしまった。圭ちゃんは赤い顔をしてウンウンと頷く。 「あっ……ゆ、ゆっくり……んっ、陽介……挿れて…… 」 喘ぎながらもちゃんと俺の目を見て言ってくれた。 俺は用意しておいたゴムを着け、圭ちゃんの腰を持ち上げる。圭ちゃんのアナルと俺自身にもたっぷりとローションを垂らしてから静かにあてがった。 「圭ちゃん、息吐いて…… 挿れるよ……キツかったら言ってね 」 「んっ……」 ゆっくりゆっくり、奥へ進める。思いの外ぬるっと吸い込まれていくように奥まで入った。 「やばい……圭ちゃん、ああ……圭ちゃん……中、やばい……」 めちゃくちゃに気持ちが良かった。物凄く腰を動かしたい衝動に駆られるも、圭ちゃんが痛みを堪えているのか、険しい顔をして俺の腕をこれでもかって力で掴んでいるから動けずにいた。動かなくとも、このまますぐにでもイッてしまいそう。 「……入ったよ。大丈夫? 痛くない? 」 はぁはぁ言いながら圭ちゃんが俺に抱きついている。 「うん……大丈夫。圧迫感が凄えけど……陽介の気持ちいい……大っきいの、入ってる……」 「……動かすよ」 挿れた時と同じように、ゆっくりと引き抜いていき、またゆっくりと挿入する。 「ふぅ……ん、んっ……ん…… あん……」 うわっ、なんだよこれ! すげぇ締まる……! 「圭ちゃん、ヤバい…… 気持ちよすぎる! 」 「陽介、もっと動いて! もっと擦って…… 」 目に涙を溜めて圭ちゃんが俺を見る。もっと擦ってって…… ……煽られた。 俺は少しずつ動きを早めてみた。ここまで動いてしまったらもう快感には抗えない、俺は夢中で腰を打ち付け快感を貪ってしまった。 「あ! あっ! あん……あっ!……やっ!……あ」 「圭ちゃん! 好き! ……んっ……んっ…… イきそう、あっ」 俺の腰の動きに合わせて、圭ちゃんの呼吸もどんどん荒くなっていく。 体の中心が熱くなる── 堪らず圭ちゃんの唇を貪るようにキスをしながら、もう気遣いなんて出来ずに夢中で腰を打ち付けた。 グチュッ、ヌチュッ……と卑猥な音が部屋に響く。 気づいたら俺も酷く喘いでいた。 激しく腰を打ち付けながら、目の前でそり立ったままの圭ちゃん自身を握り一緒に扱く。すると ビクンと圭ちゃんは仰け反り、俺を締め付ける。 もうダメだ… 堪んない…… 「圭ちゃん、だめっ……俺……うっ、い……イグッ、うっ…イっちゃう…… 」 「陽介……いいよ、イって、んっ、んっ……あ……俺もイキたい……」 俺は圭ちゃんをギューっと抱きしめ、圭ちゃんの中でイッてしまった。圭ちゃんも自分で扱きながらすぐに腹の上に吐精した。 嘘みたいだ── セックスしちゃった…… めちゃくちゃ気持ちが良かったし、何これ……凄え幸せ。 余韻に浸りぐったりと動けなくなっている俺に、圭ちゃんはぎゅっと抱きつき甘くて長いキスをしてくれた。 「痛くて怖いかと思ってたけど……全然そんなんじゃなかった! 陽介、俺、すげぇ気持ちよかったよ」 凄い笑顔で俺の顔に何度も何度もチュッ チュッとキスをする。 ……よかった。気持ちよかったって言ってくれた。 嬉しそうに俺にキスしている圭ちゃん、可愛すぎる。 「は? やだ陽介、泣いてんの?」 嬉しすぎて泣けてきた。圭ちゃんは呆れて笑ってるし……もうなんだっていいや。圭ちゃんが笑ってくれるなら俺も嬉しいし幸せだ。何度も抱き合ってキスをして、何度も「好きだ」って伝え合う。結局圭ちゃんだって泣いてたし、涙腺弱いのはお互い様だよね。 その後は二人で風呂に入り、カレーを食べてからもずっとイチャイチャして過ごした。

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