75 / 134
いつも以上に…
「ほら、俺が解してやるから足広げて。よく見せて……」
圭ちゃんは涙目になって、でも健気に俺の言うことを聞いて自分の膝を抱えて足を広げる。
「……陽介、これ……恥ずかしい」
消え入りそうな声で訴えてくるけど、調子に乗ってしまってる俺はそんな事聞いちゃいなかった。寧ろもっと恥ずかしがって乱れればいいと思って言葉を続ける。
「もっと恥ずかしい声 聞かせろよ」
俺は圭ちゃんの足を抱えるようにして、キュッと締まったアナルに顔を寄せ舌で舐った。
「やっ……だめっ! そんなとこ……やだ! ……あぁ」
わざと音を立て、圭ちゃんの反応を見ながら愛撫していく。羞恥心と快感に翻弄され、子どもがイヤイヤをするように首を振っている圭ちゃんを見るのは気分が良かった。
めちゃくちゃ可愛いし興奮する……
俺は圭ちゃんの膝裏をグイッと更に押し上げ、その腰の下に自分の膝を入れて尻を真上から見えるように持ち上げる。これ以上恥ずかしい格好はないだろうって俺でも思う。圭ちゃんはされるがまま体を折り曲げ、真っ赤な顔をして両腕をクロスして自分の顔を隠していた。
今まで俺は圭ちゃんにこんなことをしたことがない。基本的に圭ちゃんが嫌がったり恥ずかしがったりする様なことはしてこなかったから。でも俺が怒ってると思っている圭ちゃんは、嫌がりながらもちゃんと俺の要望に応えてこんな格好までしてくれてるんだ。そう思ったら嬉しくてしょうがなかった。
上から圭ちゃんのアナルにローションを垂らし、ゆっくりと指を差し入れていく。ぐるりと熱い内壁を確認するように指を蠢かせていると、切ない吐息が漏れてきた。
「ここも気持ちがいい? 俺の指、キュゥって締め付けてるよ。圭ちゃんの中、気持ちよさそうにうねってる。ねぇ…… どうしてほしい? じっくり弄って欲しい? それとも激しくされたい?」
俺はわざと圭ちゃんに聞く。どうしても意地悪したくなって、いつも以上にお喋りになる。圭ちゃんの胸に自身の先走りが糸を引いて垂れているのがわかり、更に意地悪をしてみたくなってしまった。
「ほら…… 言ってくれないとわからないよ? もっと虐めてほしいの? 圭ちゃんのいやらしい汁もたくさん出てきた……舐めたいなぁ。ねえ、舐めて欲しい?」
圭ちゃんは顔を隠したまま、ふるふると首を振っている。
ゆっくりと指を出し入れしながら本数を増やしていく。奥まで入ったところで圭ちゃんのいいところをゴリっと擦る。案の定、ビクンと大きく体を震わせ、大きな嬌声をあげた圭ちゃんに気をよくした俺は、ここだと思ういいところを執拗に擦りながら、空いてる手で圭ちゃんのペニスを口元へ持ってきて舐め回した。
「ああぁっ!……よう……すけっ、気持ちよすぎっ……は! だめっ……ひぁっ……」
激しく体を痙攣させている圭ちゃんのいつも以上の乱れっぷりに俺ももう限界。
顔を隠していた腕をどかし、涙目で俺を見つめる圭ちゃんが震える声で言った。
「陽介……我慢できない。早く挿れて…… 」
「うん……俺ももう限界」
俺はそれだけ言って、圭ちゃんを気遣う余裕もなく無遠慮に熱り勃つものを突き入れた。
「んあっ! 」
圭ちゃんが苦しそうな声を上げるけど、ヌルりと咥え込まれた俺は止めることができなかった。
「圭ちゃん!……あぁ、圭ちゃん……んっ、気持ちい?……ほら……どう? もっと声出せよ」
激しく腰を律動させ、変態オヤジよろしく圭ちゃんの耳元で俺は囁き続けた。
「よ……ぅすけ……あっ、ダメっ……ひゃ、あっ、あ……気持ちいい……ひっ……あ、あっ…… 」
俺の首に腕を回してしがみつく圭ちゃんが悲鳴にも似た声を上げている。
「陽介……突いてっ……あん、あっ、もっと……」
ぶつかり合う汗ばんだお互いの体から、今まで聞いたことのないような卑猥な水音が部屋に響く。こんなに激しく圭ちゃんを突いた事なんてなかった……こんなに泣きそうなほど喘いでいる圭ちゃんも見たことがない。でもイヤだと言いながらもしっかり勃起している圭ちゃんを見て安心する。悦んでくれてると思って俺は安心して圭ちゃんを攻め続けた。
「よ……陽介っ、んっ……んっ……好き……ああ……大好き」
圭ちゃんが息も絶え絶えに俺の耳元で喘いでいる。
「陽介の……んっ、いっぱい……出して……あぁっ、俺に……出して…」
圭ちゃんがこんなことを言うなんて……堪らなくなった俺は圭ちゃんの頭を両手で抑えると、かぶりつくようにキスをした。
そのまま圭ちゃんを肩から抱き竦め、ギュっと力を込めながら奥へ奥へと自身を押し込むようにして律動を続けた。
……俺、興奮し過ぎて色々と壊れそうだ。アホみたいに腰が止まらない。しがみつく圭ちゃんの爪が背中に食い込み僅かな痛みを感じる。それでも俺はお返しとばかりに圭ちゃんに食らいついていた。
「ああぁっ!ああぁっ!…ああぁ、んっ!」
圭ちゃんは大きく喘ぐと一瞬体を硬直させて身震いをする。
密着していた俺の腹に圭ちゃんの熱いものが弾けたのを感じた。
そのまま圭ちゃんはグッタリと、意識を飛ばしてしまったのか動かなくなってしまった。
圭ちゃん……
前弄らずにイっちゃったんだ。
……てか、凄かった。
あ、俺まだイってない。
ぐったりとしている圭ちゃんからずるりと引き抜き、自分で扱く。もう既に限界が来てたのか、少しの刺激ですぐに俺は果ててしまった。
ともだちにシェアしよう!