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始動

俺が現在勤めているのは、小中一貫の進学校。 高校や大学も成績が極端に悪くなければエスカレーター式で進学できる。 「イガせんせいおはよ!今日もイガイガだね」 「“いがらし”先生な?ほら席に着きなさい」 「は~い」 雅也は父親に似て頭がよく、少し生意気な男の子だった。 よく俺の短く切り揃えた髪型をイガイガだと言っていた。 「雅也は最近どうですか?」 「ええ。他の生徒とも仲良くしているようですし、成績も最近伸びましたね」 「そうですか!仕事が忙しくて、なかなか構ってやれなくて心配していたんですよ」 「ははは。将来有望ですね」 「将来的には…」 俺は冷めた気持ちで、顔に笑顔を張り付けてお決まりの台詞を並べていた。 面談で会ったあいつは俺の事なんてすっかり忘れ、会話から息子の将来への期待が伺えた。 目の前には俺を虐めて、辛い過去を経験させていながらそれを完全に忘れ青年実業家という肩書きを持った主犯格の男。 俺の担当のクラスにはその男の溺愛する一人息子がいる。 ここまで条件が揃って、復讐しないという手は無かった。 しかし、俺は同じことをやり返したりなんて浅はかな真似はしない。 + 「雅也?」 「ん~?どうしたのイガ先?」 「雅也サイキックバスター得意だったよな?」 放課後雅也が一人になるのを見計らい俺は声をかけた。 サイキックバスターは格闘ゲームとRPGを融合させた新世代のゲームとして最近人気のゲームだ。 「何イガ先今更サイバスしてんの?」 「そうだよ。こう見えて俺もゲーム得意なんだぞ?」 「うそだ~。イガ先、走るの速いじゃん」 「走るのが速いのとゲームが上手いのは関係ないだろう…」 雅也と何気ない会話をしつつ話を誘導していくが、流石子供ならではの独自の発送に話がちょこちょこ脱線してしまう。 ただ、はじめは雅也をゲームの話題で釣ってどんどん親密な関係になっていくことからはじめた。 「なぁ、雅也今度休みの日に先生の家にゲームしにこないか?難しい所があって教えて欲しいんだけど…」 「え!いいの!?」 雅也の話では父親は立ち上げたばかりの事業に忙しく、母親は子供を放っておいてショッピングや旅行にと忙しく飛び回っているらしい。 食事は雅也が学校に行っている間にハウスキーパーさんが作っておいてくれるものを温めて食べるのだそうだ。 その話を聞いて、俺は心の中でほくそ笑んだ。 「もちろん。でも、皆にはナイショだぞ?雅也だけヒイキしてるって言われちゃうからな?」 「うん!」 話はとんとん拍子で進み、学校が休みの日に雅也が俺の家に遊びに来た。 「せんせいの家ゲームいっぱいある!!」 「雅也の家にも沢山あるって、他の子が言ってたぞ?」 「うん…でも、一人でするの楽しくないし皆すぐ塾って言って帰っちゃうし…」 雅也はそう言って俯いた。 確かに雅也が付き合うような子達は塾に通って居る子も多く、雅也はそんな中でも珍しく塾などには通っていないと本人が言っていた。 することが無いので友達が帰ると自分も勉強をしているらしい。 「雅也は塾に行かなくても、頭いいもんな!」 「えへへ」 俺が雅也の頭を撫でてやると、いつもの生意気な雰囲気は消えて年相応な反応が返ってくる。 そのまま首筋に手を下ろしてやると、一瞬ビクッと反応してくすくすという笑い声が起こる。 「せんせいくすぐったいよ!!」 「お?雅也はくすぐったがりか?」 「あははは」 そうやって俺は不審に思われない程度に雅也に触れ、性感を開発していった。 小中一貫校だったから時間は腐るほどあった。 「雅也勃起してるぞ?」 「ボッキ?」 「お前保健の授業、話聞いてなったな!」 「えへへ」 悪戯っぽく笑う雅也に呆れつつ、俺は好機が訪れた思った。 雅也は俺の言いつけ通りに誰にも言わずに俺の家へ来るようになっていた。 忙しい両親に相手にされず寂しい思いを俺で埋めようとしているのだろうが、俺には好都合だった。 「勃起はちんちんに血液が送られて…」 「え?血が集まっちゃうの??」 「そこからか…」 「だって、保健の授業面白くないんだもん…」 しょんぼりする雅也の首筋をつぅっと撫でる。 すると、息を一瞬詰めて体が硬直する。 雅也は首筋、わき腹、膝の裏が今のところ感じる場所らしかった。 俺は次々とそこを撫でて行き、膝の裏を触った所で股間へ手を伸ばした。 「うわっ!せんせいそんなところ汚いよ!?」 「雅也がちゃんと授業受けていないのが悪いんだろう?」 「う~」 「ほら、今から実技で教えてやるから!」 そう言って俺は雅也のハーフパンツをずり下げた。 そこには先端がピンク色の可愛らしいペニスがピンと自己主張をしていた。 「急に擦ったら痛いから、潤滑剤使おうか」 「じゅんかつざい?」 「痛く無いようにするものだよ?」 「いたいの?」 「雅也が俺の言う通りにしてたら痛く無いよ?」 俺の言葉に縮み上がった雅也だが、俺が膝に雅也を乗せてやると少し安心した様子で身体を俺へと預けてきた。 もうこの時点で俺は笑いそうになるのを堪えるのに苦労した。 まだまだ時間は沢山あるのだ焦る事はない。 そう自分に言い聞かせ戸棚からローションのボトルを取り出し少量右手に垂らした。 手のひらで少しローションを温め、そのまま雅也の小さなペニスを包み込んでやる。 「うわぁ…なにこれぇ」 「ここが裏筋、クリクリすると気持ち言いだろ?ついでに鈴口も親指で擦ると…」 「なに??あっ…」 「子供でも気持ち良いんだな」 グチュグチュという小さな水音と、雅也が上げる小さな吐息混じりの喘ぎ声が部屋に木霊する。 快感からなのか膝はがくがくと震え、脱力してきたからか自然と足が開いてきている。 俺は左手の人差し指で後ろの孔をスリスリと撫でてやると急に雅也の身体に力が入って震えが大きくなる。 その後すぐにまた脱力して右手の中のペニスはビクビクと震え、左手の人差し指の先のアナルはヒクヒクと収縮を繰り返していた。 「あっ…なに?」 「雅也まだ精通来て無いんだ…」 「せいつう??」 「雅也がいい子にしてたら、またこれしてあげるよ?気持ち良かったでしょ?」 「うん…」 それからすっかり雅也は俺の与える快楽に夢中になっていった。

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