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番外編 月村と芳によるテーマトーク集

※こちらは、ツイッターに寄せて頂いた質問に、月村と芳が答える小ネタ集です。  会話のみとなっておりますので、ご了承頂ける方のみどうぞ!   ◆◆◆◆◆ Q.好きな飲み物を教えてください 芳「梅酒! 昔から好きだけど、『田中商店』のおばあちゃんが漬けてくれる梅酒最高」 月村「妊娠中は梅ジュース飲んで、気分だけ浸ってたね」 芳「梅の香りってなんか好きでさ」 月村「子供たちが早く寝付いたとき、僕の夕飯の支度する片手間に、時々飲んでるでしょ」 芳「あ、バレてた?」 月村「匂いでわかるよ。芳さん、そんなに強いわけじゃないんだから程々にね」 芳「英ちゃんはどれだけ飲んでも顔色一つ変わらないよね。好きな飲み物はやっぱ酒?」 月村「仕事中ならブラックコーヒーだけど、家ではアルコール……一番はワインかな」 芳「俺、ワインは体質的に一番酔うかも。ちょっと飲むとすぐ回る」 月村「じゃあ今夜はワインで軽く乾杯しようか」 芳「絶対潰す気だよね、それ!? 俺も一回くらい、英ちゃんが酔っ払ってるとこ見てみたいなー」 月村「(飲んでるときの方が箍が外れやすいっていうのはあるけど、どうせなら気付くまで黙っておこう)」   ◆◆◆◆◆ Q.どこでもドアが使えたら、どんな所に行ってみたいですか? 月村「そんなものがあるなら、往診に使うね。業務効率が一気に上がる」 芳「わー……英ちゃん、何とも医者らしい答えだけど、夢がなーい」 月村「うちの病院は万年人手不足だから、立派な夢だよ」 芳「いや、そういうんじゃなくてさ……。そもそもドラ〇もんのポケットには、子供たちの夢がいっぱい詰まってるんだよ?」 月村「僕にとっては、ロボットなのに人間と同じ食べ物を摂取してる本体の方が、よっぽど興味深いけどね」 芳「それ以上夢壊しちゃダメ! ……でも俺も、どこでもドアよりはタイムマシンの方が欲しいかなー。英ちゃんと初めて会ったときまで戻りたい」 月村「なに、僕と会ったこと後悔してるの?」 芳「まさか。その逆。あのとき、石段から落ちそうになった俺を、英ちゃんが助けてくれたじゃん? 今思えばあの瞬間に俺は英ちゃんに落ちちゃったんだと思うから、その感覚は何回でも味わいたいなーって」 月村「上手いこと言ってるけど、過去に戻れたとしても、そこで僕に助けられるのは過去の芳さんであって、未来からきた芳さんはそれを木陰から見守るモブだよ?」 芳「……あ、ダメだ。それ自分に嫉妬しちゃうやつ」 月村「そんなに堕ちたいなら、お望み通り何も考えられなくしてあげるけど」 芳「なんか『おちる』のニュアンス変わってない? ちょ、待って英ちゃ……っ! 助けて、ドラ〇もん……!」   ◆◆◆◆◆ Q.どんなパンツを履いてるの? 芳「パンツは何派? 昔からずっと、ローライズのボクサーかな」 月村「公言する必要性がわからない。ご想像にお任せするよ」 芳「えっ! 英ちゃんホントにそれでいいの!? そんな丸投げしちゃったら、ラバーテイストの黒ビキニとか白ブリーフだと思われるかも知れないじゃん!」 月村「仮に答えたところで、それが本当かどうか確かめる術がないでしょ。見るのも芳さんくらいだし」 芳「何気なく俺だけ特別って感じ匂わせるのやめて? 惚れ直すから」 月村「僕の下着はどうでもいいけど、芳さんはそろそろローライズ卒業したら? もう若いって言える歳じゃないんだから、冷えるよ」 芳「持ち上げた途端に加齢アピールで突き落としてくる英ちゃんも好き! ……でもそう言うけど、英ちゃん割とローライズ好きじゃない? 結構履いたままヤリたが───」 月村「芳さん。苦い薬と痛い注射、今日は特別にダブルにしようか」 芳「英ちゃんは、白ブリーフじゃないでーす!」 月村「なんでそっちだけ否定したの(芳強制連行)」   ◆◆◆◆◆ Q.媚薬を盛るなら、どっちがどっちに? 芳「はい、はい! 俺が盛りたい!(挙手)」 月村「絶対そう言うと思ったよ」 芳「だって欲情して抑えが利かなくなってる英ちゃんとか、想像しただけで超興奮する……!」 月村「僕が媚薬盛られるのに、芳さんが興奮してどうするの」 芳「それは相乗効果っていうかさ。あー、でも俺が盛られて、疼いて堪らないのを英ちゃんが苛めてくれるっていうのも興奮するかも」 月村「芳さん……元々素質あるんじゃないかとは思ってたけど、最早堂々としたマゾヒストになったね。でも申し訳ないけど、僕は盛るのも盛られるのもゴメンだよ」 芳「……やっぱり、医者として抵抗ある?」 月村「勿論それもあるけど、無害だとしても、そういうものに頼りたくはないな」 芳「理性ぶっ飛んだ英ちゃん、俺は見たいけどなー」 月村「別に媚薬なんか使わなくても、芳さんが泣いて懇願するまで焦らして苛める自信はあるし、思う存分させてくれたら僕の理性も飛ぶんじゃない?」 芳「……やっばい。泣かされたいって思っちゃったから、俺やっぱマゾだ……」   ◆◆◆◆◆ Q.月村とのえっちで一番好きなときは? (尚、月村は別室でこっそりこれを聞いてるものとする)  一番ってことは一個だけ?  選ぶの超悩む。  ぶっちゃけ英ちゃん相手に嫌なこととか無いしなー。  俺の反応わかってるのに敢えて焦らしてくるとこも好きだし、  イク直前で止める意地悪なとこも好きだし、  涼しい顔してスイッチ入ると容赦ないとこも好きだし、  英ちゃん酔わないけど、酒入ってるときは結構あちこち噛みたがるとこも好きだし、  ほぼ毎回、一回は騎乗位で俺の髪弄りたがるとこも好きだし─── (別室で注射器片手に立ち上がる月村)   ◆◆◆◆◆ Q.芳とのえっちで一番好きなときは? (尚、芳は別室でこっそりこれを聞いてるものとする)  そんなの聞いてどうするの。  人間の感情なんて一定じゃないんだから、当然その時々で気持ちが昂ぶるポイントも変わる。  僕よりも、むしろあの人の気分をその都度察する方が重要だと思ってるよ。  癒しを求めてるなら優しくするし、刺激を欲しがってるなら激しくする。  ああ……でも泣き顔を見るのは好きだから、そこは毎回強引にでも泣かせてるかな。  ていうか、どうせこれ本人どこかで聞いてるんでしょ?  こんな小細工するってことは、今日はよっぽど刺激に飢えてるのかな。  夜が楽しみだね、芳さん? (別室で青褪めながらもちょっと期待する芳)

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