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第60話※

「みずきは今しあわせ?」 近くにいるみずきを見つめながら、聞いてみる。 「あぁ、アキラに触れることができて、アキラのそばにいられるから幸せだ」 アキラを見つめ、優しく答える。 「オレは面倒くさいやつだけど?」 「そんなことはない」 「手間掛けさせるし、色々助けてもらってるし」 「それはお互い様だ」 「そう?お前は、BOUSの頃から時々助けてくれてただろ?」 「それは、アキラの力になりたかったから」 「オレは、お前がBOUSにいたらラッキーって思ってた、お前を盾にすれば絡まれずに済むし、オレはお前をいいように使ってたんだ、そんなヤツに、馬鹿だよ」 特に無害だったみずきを、優しいからって… 「それでも、アキラの力になれていたなら俺は嬉しいよ」 「……こんなヤツ、守る価値なんかないのに」 返って来る言葉は、ぜんぶ優しいのに… 「あるよ、アキラには価値がある、守りたい、アキラが困っていたら助けたい」 「なんで、そんなに」 「アキラが大切だから…それに」 「それに?」 「俺は、昔…守れなかったから」 「え?」 「……父さんの暴力から、母さんも姉さんも守りきることが出来なかった…あの頃は俺に力が無かったから…」 まだ幼かった自分は、自分一人の力じゃ家族を、大切な人を守れなかった。 「……」 何も言わず、みずきの話に耳を傾ける。 〜〜〜〜〜〜〜 お知らせ挟みます! こんなヘボいお話を読みに来てくださっている方、本当にありがとうございますm(__)m アトリエブログにも書きましたが、多忙と、創作意欲低下のため更新ペースを毎日から3日に一度程度に減らそうと思います。多忙な中、リアクションがあることが更新の励みになっていますが、リアクションがない日も出て来たので、それほど求められた作品でもなさそうなので(^^;;あと毎回リアクションしてくださる方も毎日は読みに来るのがしんどいと思って(^^;; 決してリアクションを催促しているわけではないのでそこは伝えたいです。 素敵な作品には自然とリアクションがつくもので、つかないのは力不足で、単につまらないだけ、作者が頑張らなければならないことだと思います。しかし現在作者も弱っているのでその気力が生まれません(^^;; 作者、読者様が負担なく気遣うことなく進んでいくことが1番だと思うので、しばらく更新はスローペースにします。今後の反応を見て頑張る力が湧いて来たらまたペースを戻すこともあるかと思いますm(__)m本当に勝手を言って申し訳ないですが、よろしくお願いします。 悠希乃諒。

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