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第97話

「うるさい、レジくらいフツーに出来るって、三日目だけど大体マスターしたし、な?みずき」 アキラは相槌を求めるようにみずきに聞く… 「あぁ、アキラは本当に覚えが早くて驚いた、インターネット払い込みやカードの方法も全部一回で覚えて…すごいと思う」 それにすぐ答えるみずき。 「そ…かな?せっかく働かせてもらってんだし足手まといになりたくないからな…」 やや照れたように言葉を返し、続けて… 「でも、やっぱベテランのみずきは違うな、レジ打ち早、手際がちがうもんなー、だから、ちょっと尊敬したぞ」 お返しとばかりにほめてみる。 「アキラ…」 アキラにほめられ嬉しさ急浮上なみずき。 「もー、そーゆーのは二人っきりの時にやってよ、ムカツクから!」 ルードが珍しくツンと言葉を挟む。 「なーに、ルードはいつも褒めてるだろー、料理うまいし、こんなにカッコよくなったし…」 すっとルードに近づいてアキラは囁いて、いきなりルードに、やや外したキスをする。 「アキ、ラ!」 驚いたみずき、嬉しさの余韻にひたるヒマなく呼ぶが… 「こっちがいいー」 ルードは唇を要求している。 みずきはやりとりをみて… 沈黙してしまうが… 「……行こう、」 なんとか平静を装い言葉をだして…背を向ける。 「……」 二人は顔を見合わせ… 「ちょっとからかい過ぎた?」 アキラは首を傾げルードにポソっと聞く… 「うん、みずきは真面目だから、こーゆー冗談通じないって!」 「そっかー難しいな~」 コソコソ話すアキラを見て、たまらず呼ぶみずき。 「アキラ!」 「はいはーい、じゃシゴト行くから…悪いケド部屋から出て!」 「はーい、」 「つまんねー、そうだ、後でコンビニ押しかけようぜ」 ヨシはルードに並んで話かける。 「いいねー」 「ヨシ、来るんなら何か買えよ!」 「あ?つーか何で俺だけに言うんだ、不公平、差別反対!」 「言ってろ、みずき?怒ってる?」 ヨシに冷たく振って、スタスタ歩くみずきに並んで顔を覗き見るように首を傾げ聞くアキラ。 「……」 そんな可愛い顔をされては…

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