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第8話
一二三は俺を大事そうに身体の隅々まで自分の手を使って洗った。
でもペニスには触れない。
くすぐったくて俺は身をよじるけど、一二三の力に俺には逆らえない。
「ぁあ、やぁ……ン」
「独歩、キモチイイ?」
「……」
俺は黙って頷いた。
すると一二三は笑顔で俺を風呂椅子に座らせた。
「チンコもキモチよく洗うから、ちよっとガマンしてね?」
一二三はオレに膝間付くと、躊躇いもなく俺のペニスを口に含んだ。
ペニスにまとわりつく口内の歯肉の刺激に快感を感じつつもイけない。
あまり前のこと『飲み過ぎて勃起たない』から。
「独歩のチンコ、やっぱり勃起たない」
『可愛いけど使えないね』と、ペニスから手を放した。
「ぃやっ。……ゃめないで、くれょ……」
「うん止めてあげない。浴槽入って待ってて。次オレちゃっちゃと洗って、ベッドで慰めてあげる」
一二三は俺を抱き上げると、軽々と浴槽の中に入れた。
温かい浴槽が気持ち良くて、俺はまた眠りこけてしまった。
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