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第4話 放課後※

「っつっても時間ねぇんだよなぁ...。―――零。放課後にここで待ってろ。来なかったら...分るよな?」 諒はそう言って空き教室を後にした。 その後を追うように、他の奴らも出て行った。 放課後...。 後数時間で、最悪の悪夢が訪れる。 僕は本当に嫌だった。 でもそれ以上に姉に迷惑がかかるのは嫌だった。 何故こんな事になったのか、なんて思っても結局は自分のせいだ。 僕は重い足取りで自分の教室へと戻る。 教室に着き、自席に座る。 他の皆は、それぞれグループで話し込んでいる。 その輪の中には僕は入っていなかった。 やはり、僕の味方はいないんだな、と痛感してしまう。 それから残りの授業が終え、ついに放課後になった。 僕は家に帰りたい気持ちを必死に抑えながら、いつもの空き教室へと向かった。 カララ、と扉を横にスライドさせる。 まだ、中には誰も居なかった。 ストンと椅子に腰掛ける。 ドクンドクンと激しく打ち付ける鼓動を落ち着かせる。 ずっと待っていると、だんだんと眠くなってくる。 カーテンの隙間から日の光が差して、僕に当たっていた。 うつらうつらしているうちに、僕は椅子にもたれかかって眠ってしまった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 身体の痛みで眠りから醒める。 あぁ、そういえば椅子で眠っていたんだなんて思い出す。 ぱっと目を開けると真っ暗だった。 しかし、目には布のような柔らかい感触があった。 これは...、目隠しされている? 外そうと、手を動かそうとしても動かない。 まさか、手も縛られているのか...? グッと力を入れても両手首が痛くなるだけだった。 立とうとしても、腕が椅子に縛られているからか引っ張られて立つことができない。 手足の自由、そして視覚を奪われ僕は恐怖に陥る。 できる限り外そうと試みて暴れる。 椅子をガタガタとならしていると 「うるっせぇなぁ...、あ?ようやく起きたのか」 聞き覚えのある声。諒だ。 「りょ、諒?コレ、何...?前見えないし手が動かない...っ」 「当たり前だろ。目隠しして腕縛ってんだからよ。さて、やりますか。」 そういうと、コツコツという足音が段々大きくなってくる。 目が見えない恐怖で僕は震えていた。 足音が僕の前で止まる。 おそらく諒が僕の前に来たんだろう。 すると、僕の腰辺りに触れられた感触がした。 カチャカチャという音から、きっと僕のベルトを外しているんだろう。 ベルトが外れてきっと僕は下着が見えているんだろう。 次に何が来るかわからない恐怖におびえていると、下着越しに諒が僕のモノに触る。 「...っ、...んッ..ぁ」 「はっ、目隠しされて手縛られてるのにちゃんと反応はするんだな」 僕は恥ずかしさから口を閉ざして声が漏れないようにする。 じわり、と下着が濡れていく様は目が見えない僕でも簡単に想像ついた。 クチュクチュという、規則正しい卑猥な音に僕は耳を塞ぎたくなった。 「一回出させてやるよ。」 「は、ぁ....んッん....ふ、ぅ」 諒の手の上下運動が激しくなっていく。 それと同時に僕の声量も増えていった。 「んん、く...ぁ、ぁあっ....や、ぁあッ、ぁあっ!」 そして僕は諒の手の中で射精してしまった。 はぁはぁ、と肩で息をする。 「うぇ...、ビニール手袋しといてよかったー...。」 諒は僕の出したもので汚れた手袋を見てそういった。 「も、いいでしょ...?早く、これ解いてください...っ」 やっと終わったと内心喜んでいる僕は諒にそう言う。 しかし、諒の返事は望んでいたものではなかった。 「は?何言ってんのお前。まだこれからだけど?」 一瞬で僕は地獄に落とされた様な気分になった。 そんなことしているうちにも諒はずるずると膝上くらいまで僕のズボンと下着を下ろす。 「さて、と。言っておくが俺は別にお前とセックスしたい訳じゃないんでな。こんな風にして遊びたいんだよ、な!」 そういうと、パチンという音と共に僕のモノに激痛が走る。 「っ!?ぁああッッ!!」 あまりの痛さに僕は叫んでしまう。 「ん?そんなに“輪ゴム“ヨかった?んならもう一回ってやるよ」 「ヒッ!やめっ――ぁああッッ!!」 諒は僕のモノについている輪ゴムを限界までもう一度引っ張りパッと離した。 それだけで、僕は悲鳴のような声を上げる。 それがこの後も、4,5回続いた。 僕は痛くて痛くて泣いた。 ただ、目隠しのせいで諒はわからないようだ。 「ふっははwお前痛がってるけどさ、コッチはちゃんと反応してるぞ?」 そういって諒は輪ゴムを引っ張り、二重になるように括り付けた。 「うぅ...ッ。もぅ...ゃぁ..、痛ぃ....。」 僕はついに鼻声でそういった。 だが、諒には届いてないようだった。 「くっははw大丈夫だよ~?こっからキモチヨクなってくるからww」 そういうと、ついに諒はズボンと下着、上履きを取ってしまった。 つまり、僕は今下半身は裸で上半身は制服を着ているという異様な姿になっていた。 すると、中々次の動作が行われない。 静かな時が数秒過ぎる。 カシャッ 静かな教室に聞き慣れた音が響く。 「!? 諒....まさか、写真....っ」 「あ?いいだろ別に。減るもんじゃねぇだろ?w」 そう言い放った諒の言葉は笑っていて、僕はそれに恐怖を覚える。 「さてと、零。上向いて口開けろ」 「え...?」 突然のこと過ぎて聞き返す。 そんな僕の行動が気に食わないのか、諒は僕のあごを掴みぐいっと無理矢理上を向かせる。 「上向けっつってんのがわかんねぇの?この能無しが!」 「いっ―――!?うッ、んぐ!!」 すると、口の中に謎の液体が入れられる。 必死で吐き出そうとするが、無理矢理上を向かせられていて、おまけに鼻を摘まれるという状況に僕は息が苦しくなり、やむを得ずその液体を飲み込んだ。 「――ゲホッゲホゴホ...っ!な、にを...」 「は、ただの媚薬だよ。ちょっと長続きするだけの。」 ヴヴヴヴヴヴ..... そう言ったと同時にどこからか機械音のようなものが鳴り始める。 最初は僕か、諒の携帯の着信かと思った。 だが僕はマナーモードにしてはいないし諒もさっきのカメラの音が聞こえたという事はバイブレーションと同時に着信の音が聞こえるはずだ。 何の音かわからず、警戒していると 「お前知ってっかわかんねぇけど俺の親、こういうアダルト系の会社やっててよ。お蔭様で色んな物を持ってるわけ。目見えねぇからわかんねぇだろうが、ここにローターあるんだわ。」 「ろーたー...?」 聞いた事ない言葉だった。アダルト...ということは所謂成人向きのものという事だろうか。 「そう。まさか知らない?wその年になって知らないとかやばいなw―――なら実際使った方が早い。ほら、左足あげろ」 そういわれて、軽く足を浮かせる程度にあげる。 諒は舌打ちをして、僕のふくらはぎを掴み、上に持ち上げる。 そして、さっきから少し遠くで聞こえていた振動音が僕の前から聞こえてくる。 すると、僕のモノに小刻みな振動が当てられる。 「これが、ローター。どう?初めて使った感想は?w」 「っ!!や、だっ!当てな、いでッ!」 諒はローターをなぞる様に動かして小さな刺激を与えてくる。 そのたびに僕は声を漏らす。 「で、俺もお前に構ってやる時間ってそこまでない訳よ。お前のために時間割くくらいなら他の事してぇし。だから、適当にして放置することにするわ。」 「...ッえ?ど、ゆう....っ」 そういうと、僕のモノへの刺激が途絶える。 ふ、と息をつこうとしたその瞬間 「―――っぁああッッ!!!」 僕の尻穴に激痛が走る。 僕に痛みを与えた何かは出たり入ったりという動きをする。 「ははっww痛かった?っていっても指だよ?二本だけどw....ま、いいや。じゃあ指増やすから」 そういうと、さらに痛みが走りおそらく三本目の指が入る。 指が抜けるか抜けないかのギリギリまで引かれると、僕のナカは戻ろうと小さくなる。 しかし、また強引に奥へ入り何度も痛みが訪れる。 「あ、ぁあ゛!!いだ、いッぁあ!!」 「あーはいはい。そうだねぇ、痛いですねぇ~。.....クスッ」 僕の必死な叫びも適当にあしらわれる。 そして、最後に小さく笑い声が聞こえた。 その時、諒の指が僕のナカのある一点を押した。 「――ぁああっ!?ぃや!やめッんあ、あッ!!」 その一点を押されただけで先ほどまでとは比にならない程の刺激が体中に走る。 必死に身体をくねらせて逃げようとするも、諒がさらに押す力を強めるだけだった。 「ふっははwwすっげぇ声wさっきまでの悲鳴みたいな声はどこいったんだか。さて、そろそろ俺はお暇するかな。」 そういって諒は僕から指を抜く。 やっと開放される。そう、思った瞬間さきほどの言葉を思い出した。 『で、俺もお前に構ってやる時間ってそこまでない訳よ。お前のために時間割くくらいなら他の事してぇし。だから、適当にして放置することにするわ。』 背中に寒気が走る。 同時にまた、振動音が聞こえ始める。 「さて?零。俺は帰るが、お前はそこで玩具と遊んでていいぞ。俺が貸してやっから。え?何?もっと欲しい??....しょうがないなぁ、後二つやるよ。全く俺はどんだけ優しいんだろうな。」 勝手に自問自答し、諒は僕のナカに先ほどのローターを入れる。 小刻みに動くソレは、ジワジワと僕を攻めているようだった。 「っ.....!!は、ぁ....んッく...」 すると、また圧迫されるような感覚が訪れる。 そして、元々入っていたローターを押し込んでもう一つ、さらにもう一つと僕の中に入る。 三つ目が入ったとき、ローターがちょうど僕の弱い一点にあたる。 「っ...ぁあ!!や、んぁあ...んっ!...っ、ぁあッ...!」 その後、諒は僕の足を下ろし、元の座っていた姿勢に戻る。 ナカのローターの位置は固定され、一点にずっと刺激が与えられる。 すると、突如視界が明るくなる。 諒が目隠しを取ったからだ。 そして、僕は目の前の光景に驚愕する。 僕のイスの少し前に、ビデオカメラがあるのだ。 それは僕のほうを向いてあるが、光が点灯していない所を見るとまだ撮ってはいないのだろうか。 諒は目隠しの布を喘いで開いている僕の口にかませ、声が出ない様にする。 「んんんッ、んんーー!!!ん、んんっ、んんーーーーっ」 「ふはw何言ってっかわかんねぇよwあ、因みにお前の家族には『友達の家に行きます』ってちゃんとメール送っといたから。暗証番号かけないとか、無用心にも程があるぜ?零クン?w じゃーな、また明日ぁ~♪」 諒は言いたい事を全部言い終えビデオカメラのボタンを弄ると、手を振って教室をでた。 カチャリという音の後の足音は止まることなく消えていった。

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