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第17話 躾②⚠※

「っア...、....ッ」 「あ、生きてる。よく生きてんな、お前。でもまぁこれで命令に逆らったらどうなるか、分っただろ。」 本当に死ぬんじゃないかって程の痛みが体中に走った後、海様はそういった。 「さて?これからテメェを躾けていくわけだが、さっき言った友人に一つ頼まれごとをしてな。ただの暴力もいいけど、性行為や辱めとかもして欲しいって言われてよ。アイツがどんな風になることがお望みなのかはしらねぇから、俺の好きなようにやる。まぁ、精々死ぬんじゃねえぞ。」 「...は、....ぃ」 恐怖で身体が震える。 暴力は嫌だ。それ以上にまた性的刺激を与えられるのも嫌だ。 だが、逆らうと仕置き。きっとまた首に電流が流れる。 僕は、返事をするしかなかった。 「とりあえず今は性処理として使うわ。おら、さっさとしろよ。」 「....ぅ、っく...ぁ」 堂々と宣言されて、僕の鼓動が早くなる。 また、あの地獄がやってくる。 ただ、もう一度あの電流を受けられる勇気はなく、必死に海様の方へ向くが身体が言う事を聞かない。 海様は痺れを切らし、僕の背中を踏み付けた後無理矢理腰を引っ張り、僕はうつ伏せになった状態でお尻を突き上げている体制になった。 「じゃ、入れるんで。切れても別にいいだろ?」 「はっ、嘘...ッッ!!!いぁあアッ!!いっ!ア、いだッッ!!ぁああっ!!」 海様は何のためらいもなく僕の穴に自分の男性器を入れた。 まるで何か長い刃物で刺されたような、下半身から上半身に激痛が走る。 海様は僕を気にする事無く腰を動かし始める。 ものすごく痛くて、辛くて、僕は泣き叫び続けた。 でも、どれだけ叫んでも腰振りが止まることは無かった。 ふいに、僕の太ももに液体が流れる感覚がした。 おそらく切れて血が出て垂れてきたのだろう。 それほど痛かった。 「ぐぁ、あァあッ!!い、だッ!!っ、あぁあアあ!!たすッ、たすけ....ッ!!あぁあアッッ!!」 「“助けて”??何で俺がお前の命令聞かなきゃいけねぇんだよ、馬鹿が!!...てか、締めすぎなんだよ...っ。いてぇんだけど??」 海様は僕を突きながら、背中に拳を振り下ろす。何度も何度も殴る。 そのたびに僕の叫び声が一瞬止まり、ついでに息も止まった。 海様の男性器は大きく、太く僕のナカには納まりきらないほどデカかった。 それを、無理矢理全部挿れようとするから、余計に痛みが生じた。 「でも、血のお陰で少しはマシか...っ。そろそろ出すからな、ナカに。」 「っあぁああッ!!が、ぁああッ!いだいッ!やめでッッ!!いやッあああッ!!」 海様はガンッと力任せに最奥を突き、射精した。 この行為で、感じたのは痛みと恐怖だけだった。 海様は僕のナカから抜いた後も、痛みは続いていて僕は力なくパタリと倒れた。 海様はそんな僕をみてこう言った。 「...さてと、死なれたら困るんでな。適当に飯を持ってくる。―――おいっ!こいつの処理しとけ!!」 「はい。わかりました。」 扉を開き、出て行った先で誰かのことを呼ぶ声がした。 返事の声が聞こえると、その声の主が現れる。 黒髪の平凡な体つきの男性。僕とは違って首輪は普通の赤い首輪で、服も着ている。 その上、頭には黄色い小さな角が生えている。 ―――この人も海様に躾けられているんだろうか。 そんなことを思っていると僕よりも少し年上な雰囲気の彼は僕を軽々持ち上げ、扉を抜けどこかへと向かった。 着いた場所は風呂場だった。 彼は軽く腕まくりをし、僕を風呂場に入れて座らせる。 太ももを持ち上げ、身体を斜めさせるとシャワーを僕のお尻にあてがった。 「これ、もっててください。」 「....っあ、は...ぃ」 “これ”といわれたのはシャワーだった。 力ない手で彼が固定していた場所でシャワーを持つ。 片手があいた彼は、僕のナカに指をいれて抜き差しをする。 「っ...、いッ....ぁ」 彼の指が、出血した場所をさわり痛みを感じる。 それでも、彼は指を動かしていると先ほど海様に出された大量の精子が僕のお尻から出てきた。 最後に僕の手からシャワーを取り、綺麗に流す。 彼はシャワーを止めると、タオルで僕の身体を拭く。 拭き方は丁寧で、頭から足先までやってくれた。 そして再度僕を持ち上げると先ほどの部屋へ戻し、座らされる。 「あ...あの、....ありがとうござい、ます...っ」 僕は彼に頭を下げながらお礼を言うと、彼は何も言わずに部屋から出て行った。 彼は本当は優しい人なんだろうか、なんて普段受けない扱いをされてそんな事を考えていた僕がいた。

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