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誘拐4

何度も辱しめを受け、やっと体内から出てくる液体が透明になった。 それを確認したクラブは、最後に頭からシャワーをかけ汚れを洗い流す。 「ぐすっ、うっ」 「さて…これから覚えていただくことは沢山ありますが、まずお腹も綺麗になったことですしこれを挿れておきましょうか」 「ひっ!そんなのむりぃ」 遂に我慢していたはずの涙が零れた。 この歳で泣くとは思わなかったが、今はそんなこと気にしてはいられない。 クラブが目の前に出したのは、男性器を象ったバイブ。 大きさはそんなに大きくはないが、色がグロテスクで逃げ場が無いのに俺の身体は無意識に逃げの態勢に入る。 「先程ディルドポンプで慣らしておいたので、カタチが戻る前に身体に覚えさせれば大丈夫ですよ」 クラブはずっと笑顔を崩さず浴槽の中に座っている俺の腰を持ち上げた。 俺は腕を縛られたままなので必然的に四つん這いの姿勢になる。 シャワーで濡れている浴槽に頬をつけ、そのままの姿勢でクラブがアナルに指を挿し込み探るように動かす。 クチョ、クチョ 円を描くように指を回されると水音がする。 その音になけなしの理性もすり減っていってボロボロと涙が溢れてくる。 ブチュチュチュチュ 「いやぁぁぁ」 「少し冷たいですが、すぐに慣れますよ」 何かが孔に注ぎこまれる音がタイル張りの浴室に響く。 その注ぎ込まれた物の冷たさに俺は震え上がった。 「つめたぁぁぁぁ」 「驚かせてしまいましたね。ローションですよ」 「ひぃ!」 ぐちゃっ 注ぎ込まれたローションが零れ落ちないように、すぐに先程見せ付けられたバイブが挿し込まれる。 クラブは優しい口調とは裏腹にやることに躊躇がなかった。 と言うよりは、俺にしている行為が妙に手慣れていただけかもしれない。 「ひっ、ひぅぅ」 「まだ後ろの孔は開発していないので、気持ちよくはないでしょうがそのうち慣れてきますよ」 カチッ ヴイイイ! 微かなモーター音を響かせバイブが振動をはじめた。 内臓が押し上げられる様な動きに不快感が募る。 「あとは、乳首にこれを着けて…」 肩に手を掛けられると、また身体を起こされる。 反らされた胸にクラブはリングの様な物を取り付けネジをギリギリと締める。 「いたっ!」 「鎖を着けたら完成です。なかなか可愛らしいですよ」 クラブはリングに金具を取り付けると、細い鎖で乳首同士が繋がる。 リングの締め付けと、鎖の重みで乳首はじんじんと痛みを放っていた。 グイッ 「ひぃぃぁぃぃ」 躊躇なく鎖を引っ張られると激痛が走る。 肉がひきつる痛みに目眩がした。 「さあ司さん?ベッドに戻って奉仕の練習をしたらひとまず終了です」 「うっ、ぐす、あぃ」 「おや?先程の撮影会がよっぽど効いたのでしょうか?少し素直になられて、私は嬉しいですよ」 俺が素直に返事した事を褒めるように頭を撫でられ、その後に腕の拘束を解かれた。 そのまま立たされ、再びベットまで歩く様に促される。 しかし、後ろに入っているバイブが動いて不快でしょうがない。 しかも乳首を繋ぐ鎖を犬のリードの様に引かれている為少しでも歩みが遅れると何度も激痛で足が止まりそうになり更に乳首に痛みが走る。 「ふふふ。乳首が真っ赤になってしまいましたね。貴方の場所は下ですよ?」 ベッドにたどり着くとクラブがベッドに腰掛ける。 俺はベットの下に座らされられた事で、真っ赤になってしまった乳首を笑われてしまう。 スペードに散々弄ばれたはずの俺のぺニスは再び硬度を持ち始め上を向いているが、付けられたリングが根元と玉を締め付けそれにも若干の痛みを感じていた。 「さぁ?これに奉仕してください」 「ぐす、ひっく、うっ」 白衣のポケットから細身の玩具を取り出して俺の唇に押し当て、命令ともお願いともつかぬ口調で言われるが、俺はどうしていいのかパニックになってしまう。 止まらぬ涙のせいで一向に動こうとしない俺に、クラブはやれやれといった様子で溜め息をついた。 「ぎっ!」 先程より強い力で胸の鎖を強く引かれ、激痛で息が詰まる。 そのまま乳首がもげてしまうのでは無いかというほどの激痛が走った。 「私も手荒な事はしたくないのですが、これも教育の一環ですからやむ終えません」 「ひっ!や、そんな大きいのむり…」 言葉では仕方ないと言いつつクラブが取り出して来たのは、今俺の中に入っている物よりふたまわり程長くて太いバイブだった。 しかも表面にはボコボコと凹凸がある。 「S状結腸まで届いてしまうかもしれませんが覚悟して下さいね」 「え…すじょう?」 「直腸のもっと奥ですよ。ここら辺でしょうか?」 乳首の鎖を引かれたまま、靴先で腹を押される。 強い力ではないが、ゆっくりと足先に体重を掛けられるとそのまま蹴られるのではないかという恐怖を感じずにはいられない。 「さ、腰をあげてくださ…いっ!」 「あぐっ!!」 ガツッ 鎖から手を離された瞬間、今度は頭を掴まれそのまま床に勢いよく押し付けられた。 当然いきなりの事に、俺は舌を噛みそうになる。 「忠告ですが…これから色々と逆らわない方が他の方にも優しくしてもらえますよ?」 「ああぁ!!」 ズルルルル 勢い良くバイブが引き抜かれる。 腰を高く上げさせられているため、引き抜かれた拍子に風呂場で大量に注ぎ込まれたローションが溢れてきた。 溢れたローションが足を伝って床にどんどん落ちていく。 「開ききってぱくぱくしてますね。今度のはキツいですよ」 「ひぃ!奥までくるぅぅ」 孔を観察され、手に持っていたバイブを挿入されて先程のバイブでは届かなかった所まで届いていてしまって目の前に火花が散ったみたいにチカチカとする。 胎内から胃を押し上げられている様な圧迫感に吐き気が込み上げてきた。 ヴイイイイイイ 「おく、うごいてる、いやぁぁ、いたぃぃぃ」 「早く座って、奉仕してください?歯をたてたらお父様にも同じ目にあっていただきますので、くれぐれもお気をつけて」 クラブは興味の無さそうな口調で居住まいを正した。 俺はのろのろと身体を起こし、少し腰を浮かせて座る。 床に直に座るとバイブが更に奥に入ってくるのでこれ以上膣に侵入させない為なのだが、腰を浮かせていてもバイブが床に当たっているのを感じる。 「あ、手は使わないで下さいね?」 「は…い」 スラックスのボタンを外そうと手を伸ばした所で、すぐに静止されてしまう。 俺は渋々クラブのスラックスに顔を近付け、意を決してウエストのボタンを口で外した。 独特の熱を感じながら歯でジッパーを降ろす。 「へぇ。普通はなかなか開けられないのですが…貴方は淫乱の才能がおありなんですね」 嘲笑われながら、俺はボクサータイプのパンツのゴム部分をくわえる。 躊躇っていても仕方がないので、意を決して下着を一気に引き降ろした。 ぺちん パンツから飛び出したペニスが頬に当り、間抜けな音がする。 「うわぁ…」 友人や父さんのモノは風呂等では目にしたことはあっても、こんな間近で見たことはない。 他人の、しかも局部をこれから口に含むかと思うと決心が揺らいでくる。 「ゆっくりでもかまいませんよ?お父様がどうなってもよろしいのでしたらね?」 「うぅ…」 クラブの言葉に、俺はペニスに手を添えて意を決してそれをぱくんと口に含む。 しかし、この先どうすればいいのか分からず固まってしまった。 クラブの方をちらりと見上げたところで、クラブが口の端だけをニィと上げる。 「上目遣いとはなかなかあざとくていいですね。これから先は、舌を絡めて舐めるんですよ?」 「ん…」 頭をくしゃくしゃと撫でられ、クラブに言われた通りに竿に舌を這わせゆっくりと上下に頭を動かす。 ペニスに唾液をまぶす様に無心で動いた。 ? ヴイイイイイイ!! 「ぷあぁ!」 バイブか振動しはじめ、俺は驚いてペニスから口を離してしまった。 「口は離さないでください。これでは終わりません…よっ!」 「うぐぅっ!」 頬を捕らえられ、無理矢理ペニスを口にねじ込まれる。 「んごっ、んっ、ぐぉ」 「私は次の仕事がありますので、今回はこれくらいで許してさしあげます」 腹の違和感と息苦しさに意識が朦朧としてくるが、クラブの手は止まらななかった。 頭を押さえられ、喉の奥にゴツンゴツンとペニスの先端が当たり苦しい。 「さぁ、たっぷり味わってください」 「うぐぉぉぉ」 クラブの言葉の後に喉へ熱いものが流し込まれるのを俺は反射的に飲み込む。 「げほっ、ゴホッ、うぇほっ」 「次は味を覚えて、これなしでは居られなくなりましょうね」 酸欠のせいなのか朦朧とした意識の中でその一言に底知れぬ恐ろしさを感じる。 「おや、可愛らしく反応して水溜まりまでできていますよ。マゾの素質もおありだったんですね」 下半身は勃ちあがり、先端から我慢汁がとぷとぷと溢れ出している。 それを見付けたクラブによって更に嘲笑われ、顔が火照る。 ヴイイイイイイイイ!!! 「あがぁぁぁ」 バイブのリモコンの目盛りを目の前で最大にされ、靴で自身を踏み潰される。 根元のリングのせいで逝くに逝けない俺のペニスからは、透明な液体がバシャバシャと放出された。 「おやおや、潮吹きとは可愛らしい」 足を退けられると俺はベッドに上半身を預けぜーぜーと息をするのがやっとだった。 身体は小刻みに痙攣を繰り返し、背中にはぞわぞわとした快感が這い上がってきている。 床に直に座り込んでしまっているせいで、腹の奥でまだ機械が動いていた。 「では、少しお休みください。それでは…」 クラブは、さっと服を整えると鉄の扉から去っていく。 バタン 扉が閉じられる音を聞きながら、俺はこの悪夢からいつになったら解放されるのだろうかと思った。

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