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調教会3

ギィィィィ 先程よりリアルな音に、俺は思わず音の発生源に目を向ける。 「あら~。遅れてごめんなさぁい」 そこには狐目の派手な髪の色をした人物が鉄の扉から入ってくるところだった。 服は黒の中華服で、上着は膝丈で太股の中ぐらいまであるスリットが入っている。 スリットの下からは同じ黒色のストーレートなズボンが見えていて、俺はすぐにその人物の格好を見て普通で無いことを察した。 「お客様がなかなか離してくれなくて、着替えてくる時間もなかったの。お待たせしてごめんなさいね」 少し低めの声できゃらきゃらと華やかに笑いながら此方にやってくる人物に俺の顔が自然と歪む。 相手が近付いてくるに従って服に施されている刺繍が目につく。 金や銀の糸で縫われた龍の目がギラギラと眩しい。 「あら?私にびっくりして声も出ないかしら?」 俺が寝かせられているベットの横まで到着した相手とぱちりと目が合う。 目が合った瞬間、相手の薄く口紅をひいた唇が弧を描くのを俺は背筋の凍る思いで見上げていた。 「私は可愛い男の子を、完璧な女の子にするのが専門なんだけど…あなたみたいな男らしいの人を教育するのは久々だわ」 俺を見下ろしつつ楽しそうに話しながら男がベットに腰かける。 するとその重みでベッドのスプリングがギシッと音を立てた。 「自己紹介が遅くなったわね。私はダイヤ。これからあなたの“先生”として色々教えていくからよろしくね」 顔を覗き込まれつつ脹ら脛をつぅと撫でられた。 それ自体はくすぐったいはくすぐったいのだが、皮膚に触れる爪は短く切り揃えられており、それが目の前の人物の見た目の派手さに合わず意外だと感じる。 「あら?私みたいなのが爪が短いのは意外かしら?相手の大切な所を触るんだからエチケットでしょ」 俺の視線に、ダイヤはニコニコとしながら綺麗にマニキュアが塗られた爪を俺の顔の前にかざし、爪を見せてくる。 「ほら…次が始まったみたいよ?」 ダイヤが楽しそうに足を組み、画面に目を向ける。 俺もそれに促される様に画面に目を向けてしまった。 そこでは少し小肥りな男が、俺の今居る部屋の様なコンクリート打ちっぱなしの床にベッドだけという簡素な部屋に半裸の状態の映像から始まる。 そこにあるベットには、今俺がされているのと同じ様に横たえられアイマスクをされた状態で腕を一纏めにされていた。 違う事といえば、胸が上下に動いている以外は身動きひとつしないことだろうか。 もしかしたら寝ているのかもしれない。 「あなた…最初の日からお薬使ってたから覚えてないでしょ?」 「は?」 ダイヤは画面から目を反らさず何でもない事の様に言い放った。 俺はその言葉にすぐに合点がいく。 それは一切覚えていないはずだ。 先程まで映像の出来事を覚えていないことは納得したが、しかしそれをは“はいそうですか”と言える様な事ではない。 「おい!早くこれを外せ!何が“先生”だ!家に帰せ!」 俺は手を拘束されているので、代わりにダイヤを蹴ろうと足を振り上げる。 しかし、ガチャッという金属音がしただけでそれ以上足が動かない。 気が付かなかったが足も拘束されていたようだ。 「もう。悪い子は嫌いよぉ?」 「ちょっ!触るな!」 ダイヤは呆れた様に振り返ると俺の着ている病院着らしき服の合わせ目から手が侵入してくる。 「んっ!」 「身体はしっかりと躾済みなのよねぇ」 胸の突起を摘ままれ、身体がビクッと跳ねると同時にダイヤの言葉にカッと顔が熱くなる。 手は直ぐに引いていったが、乳首が先程の刺激で少し反応しているのを俺は未だに信じられないでいた。 「ほら、画面のあなたはペニスが好きでたまらないみたいね」 うふふふと笑うダイヤの言葉に画面に再び目を向ける。 映像では小肥りの男はスラックスの前を寛げはじめるのが映し出されていた。 男はもう反応している下半身を寝ている俺に股がり口元に押し付ける。 画面の中の俺はうっすらと口を開け、唇に押し付けられている男のモノを躊躇なく咥内に迎え入れていた。 「あらあら。美味しそうに頬張っちゃって」 『昨日の調教会最高だったよ。ワシはこの肉厚の口に挿れてみたくてたまらなかったよ』 じゅぽ、じゅぽ、ぐぽっ 男の声とダイヤの言葉と激しい水音に俺の頭はどんどんパニックになっていく。 『ん、ん、んんっ』 『昨日も寝てたのに良い舌使いをするね』 頭を押さえられ腰を振られているのに、俺の口の端から時折舌が見えることから俺は舌を使っているようだ。 男が腰を止めてもキャンディーを舐める様に俺は懸命に頭を動かしていた。 信じられない気持ちで画面から目を外して耳を塞ぐ為に再び横を向く。 「駄目よぉ…自分が何をされてたいて、何をしていたのかしっかり見ていなきゃ」 ダイヤに頭を捕らえられ、無理矢理画面の方へ向けさせられるので画面から顔を反らせなくなる。 『んぐ、んっ、ぐおっ』 男が再びゆっくりと腰を動かしはじめた。 次第に腰の動きが激しくなり、男のハァハァという荒い息遣いが聞こえてくる。 『よし、逝くぞっ!』 『おぐっ!』 喉を突かれた俺は肩をぶるぶると震わせるが、ゆっくりと引き抜かれる男のモノの先端を名残惜しそうにちゅうと吸っていた。 その後ごくっと喉が上下し、ミルクを飲んだ赤ん坊の様に小さくけぷっという音が漏れる。 「ふふふ。すっかりザーメンの味を覚えて、仔猫みたいにミルクが大好きなのねぇ」 ニヤニヤと笑うダイヤに卑猥な言葉で揶揄され、俺は全く身に覚えがないが悔しくて唇を噛み締める。 『今度はこの見事な胸に細工をしようか』 男がそう言うと男がベルを鳴らした。 鉄の扉からタイミングよく俺の目の前に居る人物と同じ人間が部屋に入ってきた。 『いらっしゃいませ~。今からお注射しますので少々お待ち下さいませぇ』 ダイヤは今と違う真っ赤なチャイナドレスを身にまとっており、手に持っていた金属製の小さな箱を開ける。 缶ケースの中には小瓶と注射器が2個づつ入っていた。 ダイヤは手慣れた手付きで小瓶に注射器を刺すと中の液体を吸い上げる。 同じ工程を繰り返すと、脱脂綿を取り出した。 乳首をさっと消毒して、先程準備した注射をそれぞれ左右の乳首に打っていく。 『少しお時間かかりますので、別の場所でお楽しみくださいませぇ。失礼しま~す』 本当にあっという間の間に作業を終わらせ、軽い様子で去っていくダイヤに小肥りの男は羨望の眼差しを向けていた。 しかし、俺の方を向くとダイヤを見る目とうってかわりギラギラと猛獣のような目に変わっていた。 『あっ、あぁ、うんっ』 男は俺の足を軽々と持ち上げ、痙攣する肉襞に舌を這わせ派手な音を立てて舐めるはじめる。 ジュッ、ジュルジュル 多分前日になるであろう調教会という宴で散々に掻き乱された内部を舐められ、柔軟な舌で丹念に摩擦されて身体の震えが増していた。 『舌を懸命に締め付けてくるわい。随分可愛らしいな』 くぷ、くぷ、ぢゅぅぅぅ 舌をアナルに抜き差しするのをしばらく楽しんだ男は、ペニスの付け根まで舌を伸ばす。 俺はその刺激に二度、三度と痙攣し吐精している。 『はぁ、はぁ、うぅん』 『やはり調教会のせいで薄いね』 臀を高くあげさせられ、自分の胸に出した精液を男は楽しそうにすくいあげる。 その出した精液を乳首に塗りつけたり、指に絡め遊んでいた。 『ぱくぱく誘って、いけない孔だな。挿れてあげられないのが本当に残念だよ』 画面の男の興奮した声と、すぐ傍に居るダイヤのくすくす笑う声が重なる。 「本当に物欲しそうにしてるわねぇ。もしかしてあなた元から淫乱だったのかもね…あらこわい」 また肩越しにこちらを振り向いたダイヤと目が合った。 からかうように声をかけられ、その言葉があまりにも屈辱的で思わずダイヤを睨む。 しかし、ダイヤは睨んだ俺を口ではこわいと言いるものの顔は凄く楽しそうだ。 『あっ、やぁぁぁぁ』 画面からの声に、今の状況を再認識する。 「画面のあなたにお薬の効果が出てきたみたいよ?」 「俺に何をした!」 押さえられている頭からダイヤの手を振りほどこうとするが思いの他力が強く、頭を動かそうとするが振りほどけない。 「さっき見たでしょ?お薬使ったのよ。私はここの医療担当なの」 「いりょう?」 「そうよ。ここでは全ての人間に役割があるの」 ダイヤは真剣な顔で此方に視線を向ける。 しかし、次の瞬間イタズラを思い付いた子供のような笑顔になった。 「あっ、うっくっ」 胸の頂を再び摘まみあげられ、背中に甘い痺れが駆け抜ける。 「まぁ、見てれば分かるわ」 俺の頭を捕らえている手に力を込められ、しかしイタズラな手の動きは止まらない。 『そろそろ頃合いか…』 映像では小肥りの男は、高そうな腕時計で時間を確認すると今のダイヤの様に俺の乳首を弄びはじめた。 親指と中指の腹で押し潰したかと思うと、引っ張る様にしながら先端を器用に人差し指で撫でる。 『はぁ、ふぁ、うぅ』 俺は胸を反らし、男の手に胸を押し付ける様に動いている。 それに気を良くした男は、左の乳首に噛みつくようにむしゃぶりついた。 『あぁ!』 『乳首がプリプリしておいしいよ』 ぢゅぅぅぅ 乳首を強く吸われた瞬間、俺の身体が面白い様にビクビクと痙攣し乳首から白いものが飛び出す。 男は痙攣している俺の腰を押さえつけ、反対の乳首から飛び出す液体で手と顔が汚れるのも構わず乳首に吸い付いていた。 「え?は?」 「あらあら。びっくりね…おっぱいからミルクでちゃったわ」

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