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秘密6

ふと、和哉の方に目を向けるとりゅうくんのぺニスに突き刺した金属の棒をゆっくりと上下に動かしながらアナルのバイブを抜き差ししている。 りゅうくんといえば息苦しさからか快感からなのか指先が白くなるほど強く握りしめ、足先は丸まっていた。 「んんんぅぅぅぅぅぅ!!!」 「あぅ、ふっ」 りゅうくんの身体が一際大きく跳ねると、りゅうくんのぺニスがビクビクと揺れる。 それに伴って喉が締まり、またしても俺はりゅうくんの口の中に白濁した液体を吐き出してしまった。 「ごほっ、げぇ、がふっ」 「司、気持ちよかったみたいだね。そこに寝てていいよ?」 俺がりゅうくんの口からぺニスをずるりと引き抜くと、りゅうくんはえずきながら咳き込む。 頭の隅では悪いとは思いつつ、まだ物足りない気もするのに久々の快感に頭ががふわふわしている。 和哉に指差された方にはベットがあり、俺は吸い寄せられる様にそこへ座り込んだ。 ベットに腰かけた俺は和哉の様子をぼぅと見つめる。 「さぁ、りゅうくん。お話する気になった?」 和哉は開口器を外しながら尋ねるが、りゅうくんはふぃと横を向き話す気はないようだ。 本当に気が強い様だ。 「そっかぁ…ならお漏らししてるところ見てもらおうか」 りゅうくんは何を言われたのか分からない様で、和哉の顔をまじまじと見返す。 涙とか鼻水とかよだれなどの分泌物で顔はぐちゃぐちゃだけど、よくみるとなかなかカッコいい顔だった。 俺は疲労感に我慢できずにそのままベットに身体を預ける。 サラサラとした清潔なシーツの肌触りと、目の前で繰り広げれているギャップに頭が痛くなってきた。 「何言ってるか分からないか…」 「ひっうぅぅぅぅぅぅ」 ぺニスからゆっくり棒を引き抜き、次に小さな玉が繋がった形のものに素早く変えられる。 くぷくぷ音をたてながらそれが埋まっていって、りゅうくんはそれを目も反らせず凝視していた。 先程の棒よりも長い棒が深く刺さり、先端のリング部分が少し見えてるだけの状態になる。 「やめ、やめろっ!」 「あ、膀胱までいったかな?」 りゅうくんの下半身がプルプルと揺れ出し、和哉は下腹部を擦ってやっていた。 「ぼこぼこが気持ちいいでしょ?」 「気持ちよ、くな…んんっ!」 棒の先端のリングに指をかけて浅く抜き差ししながら、和哉が屈んでりゅうくんのぺニスに舌を這わすと甘い声があがる。 「さっきのもずっと射精してる様な感覚だっただろうけど、こっちの方が強烈だろ。後ろのほうが気持ちよかったから気付かなかったみたいだけどね」 「んひっ、ひっ、うぅ」 くすくす笑いながらも和哉の手は止まらず、棒の抜き差しを繰り返している。 少し離れているからよくは見えないが、 俺は目の前の光景でクラブにされたことを思い出しやりきれない気持ちになっていた。 「さぁ、そろそろ司に見てもらおうか」 「やだ、やめろ!やめ…」 ズルルウゥゥゥゥゥ りゅうくんの制止の声も虚しく勢いよく棒が引き抜かれた。 その刺激にりゅうくんの頭が大きく後ろに反る。 「やぁぁぁぁぁ」 プシャーという噴射音と共に黄金の水がぺニスから噴き出す。 「うしょ…とまら、ない??なんれ!?いやあぁ!!」 「あぁ…ごめんね。長い時間我慢してたもんね…沢山出てる」 パシャパシャという流れ落ちる水音と、そのぺニスを和哉が支えているという事実でりゅうくんの頬がかぁぁと顔を赤くなる。 遂には呂律が回らなくなり、りゅうくんの顔がとろんとしてきた。 「さぁ、司に自己紹介して?」 「はひ…」 和哉の言葉にさっきとはうってかわって素直に頷いたりゅうくんの拘束が解かれる。 拘束されていた痕が肌にくっきりと残っていて、まだ拘束されている様に見えた。 「んんっ」 流石に疲労が溜まっているからか、動きはゆっくりだがりゅうくんは自らアナルのバイブを引き抜く。 パチャンッ アナルから抜いたバイブが黄金水の上に落ちる音が部屋に響いたが、そんな事は気にせずりゅうくんはぽっかりと開いたアナルに指沈めていく。 ぐちゅぐちゅ、ぐぽっ、ぐぱぁ 「う、ふぅ」 りゅうくんは自らアナルに埋めた指をしばらく堪能するように前後に指を動かしはじめた。 指を動かす度に派手な水音が部屋に響いている。 「こ~ら。一人で楽しんでちゃダメでしょ?」 「ひゃっ!!」 和哉に軽く足を叩かれ、りゅうくんは驚いた声を上げたが中指と人差し指でアナルを左右に開いてみせる。 孔は縁がひくひくと収縮しているのがいやらしい。 「あっ…くにまちゅ…りゅ…じ…れす」 「:國松龍二(くにまつりゅうじ)くんね…何が好きなの?」 「うひっ!」 詰まりながら話はじめたりゅうくんに和哉はニコニコしながら追い討ちをかける様に問いかける。 りゅうくんは口に溜まった唾液をごくんと飲み込んで口を引き結ぶが、和哉にゆるゆるとぺニスを刺激され小さく喘ぐ。 「おな…か…おくぐちゅぐちゅ…されるのぉ…すきぃ…れす」 「そっか、ならあの先輩にお願いしてみようか」 「う…ん」 完全に蚊帳の外だった筈の俺へ焦点が定まり、和哉によって立たされたりゅうくん改め龍二が水溜まりを避けながらふらふらと近付いてくる。 流石に此方に来ると思っていなかったので、俺は慌てて身体を起こす。 「え?わ、わぁ」 龍二が俺の上に倒れこんできたのでなんとか受け止めるが、俺の肩口からふぅふぅと荒い息が聞こえる。 「司、まだ龍くん満足してないみたいだし相手してあげて」 「は?!俺が?」 俺はにっこり笑う和哉と龍二を交互に見た。 ゆっくり近付いてきた和哉が耳元でぼそぼそと何か言うと、ゆるりと龍二が顔をあげる。 近くで見ると切れ長の涼やかな目元に睫毛が長く、そんな龍二の顔を見ていると顔がどんどん近付いてきた。 龍二の顔に見とれていると、気が付いた時にはキスされていた。 「ちょっ!ん?」 ちゅっ、ちゅっと唇をくっつけるだけの可愛いキスを繰り返す龍二に俺は不覚にも胸がきゅんとした。 「かわいいだろ。ぶっ飛んでると素直になんだよ」 和哉がそう言っている間に肩に乗っていた手が俺の頭を抱くように周り頬へも唇が降りて来てキスというより仔犬がじゃれている様だと場違いな事を考えていた。 「おなか…はやくぅ…ぐちゅぐちゅ…してぇ?」 誘う様に上下に腰を振りながら唇を舐めてくる龍二に観念して、アナルに指を入れてやることにする。 するりとそれを待ち望んでいた様に俺が指を動かす前に必死に自分の良いところを押し付ける仕草をし出す。 「や、やぁ…きもひいいとこ…あたんにゃいぃ」 「あーあ。司の指でオナニーはじめちゃったね」 指では物足りない様でぐずりはじめるが、俺はこの先どうしたものかと和哉を見る。 和哉は爽やかな笑顔を向けただけで全く動く気配がない。 このイケメンめ…と怨めしく思いながらも覚悟を決めて深く口付けて龍二を黙らせることにした。 「んっ、ゆぅ、ぷぁ」 顔を近付け龍二はに口付ける。 するりと俺の舌を侵入させると、俺の動きに合わせて懸命に舌を絡ませてくるのがなんとも健気だ。 舌を絡ませている俺も段々と心地よくなってくる。 「龍くんそろそろ挿れてもらおっか!」 「んぅ」 龍二が名残惜しそうに口を離すと、銀の糸が舌を繋ぐ。 「俺も手伝ってあげるね」 和哉がそう言って取り出したのはコンドームで、さっと封を切り俺の物に被せていく。 「今度口で被せるやり方教えるからね」 舌を出し指差しながら言われた事を最初は理解できなかったが、一連の行動から察してしまい赤面してしまう。 龍二は意味が分からないのか呆けた顔をしていたが、これじゃ俺がおかしいみたいじゃないかと少しムッとしてしまった。 和哉が龍二を持ち上げ身体を反転させると、龍二は何の躊躇もなく俺の勃ち上がったぺニスをアナル納めていく。 「はぁぁぁぁぁ」 待ち望んだ刺激に龍二は軽く逝ってしまっのか膣がきゅうっと締まり、和哉の一切乱れていないジレを皺になるほど握りしめている。 和哉はそんな龍二の臀を持ち上げ、強制的にピストンさせる。 「あっ、あんっ、あっ」 「ちょ、りゅ…はげし…」 和哉が動かしていたのははじめだけで、和哉が手を止めても龍二は必死に腰を動かしていた。 俺はそんな龍二の腰を掴んで動きを止めようとしたが、俺の上で腰をうねうねと動かされると我慢できずに俺もゆるゆると腰を動かしてしまっていた。 「あ、あひっ、イク!なかれ、イッひゃう!」 「あ、ダメっ!俺も、イクからぁ…激し!!」 またしても和哉が龍二の耳元で何か言いつつ乳首を引っ張っているのが目の端に入るが、もう俺は龍二の腰に掴まっているのが精一杯だ。 「なか、中で…イキましゅ。中でメスイキしますぅぅぅぅ、ごめ…ん…なしゃいぃぃぃ、イクッ!イクゥゥゥゥゥ!」 「くっ…や、お、れも…イク!」 龍二が、絶頂すると膣が俺のぺニスから精液を絞るとるように締め付けながらうねうねと動く。 俺はゴムの中に白濁を吐き出すと、乱れた息を整える。 龍二は和哉にぐったりと寄りかかり、気を失った様だ。 「龍くん気持ちよすぎて気絶しちゃったみたい。孔もたいぶこなれてきたかな?」 和哉は俺の上から龍二を退かすと、アナルに孔に指を挿れてくるくると回し拡がり具合を確認している様だった。 龍二は指の動きに合わせて、気絶しているにも関わらず肩が時折ぴくんと跳ねあがっている。 「龍くんお疲れ様。司…コーヒーでも飲まない?」 「う、うん」 「ご飯もあるから、それを食べながら話でもしようか」 「・・・・」 まるで先程の情交が嘘のように和哉が声をかけてきた。 和哉の真剣な声と表情に、俺は落ちている服を拾い上げリビングへと足を向ける。

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