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ご主人様2
にっこりと笑う目の前に立つ男は國松 幹弘 といって同じ高校で働く教授だ。
何でこいつがこんなところに居るんだろうかと思った。
ふと、今まで自分の事ばかりで気が回ら無かったが学校はどうなってるのだろうか。
「國松先生…お、私は…学校を無断で休んでることになってるんですか?」
「流石今村先生…教師の鑑だなぁ」
俺の事を小馬鹿にするような口調に俺はムッとして眉を寄せる。
「そんな…俺は真面目に!!」
「そんな格好で真面目にと言われてもねぇ」
俺の姿を上から下まで見て、くすくす笑われてしまって俺はハッとする。
自分を見下ろすと何も身に纏っておらず全裸の状態だった。
俺は急いで近くにあったカーテンで身体をくるんだ。
「やっぱり先生は正気の方がいいなぁ。反応が可愛い」
「何言って…」
こいつは俺にゆっくりと近付いてくる。
俺の方が相手より身長も体格もいいはずなのに、こいつから感じる底知れぬ恐怖に身体がすくんでしまって身動きが取れない。
まさに蛇に睨まれた蛙状態だ。
「先生…そんなに怖がらなくてもいいじゃないですか」
相手が目の前に到着すると、手がすぅと伸びてきて頬から首にかけてするりと撫でられる。
俺は足の力が抜けその場にぺたんと座り込んでしまった。
「学校は心配しなくても、ちゃんと退職扱いにしてありますよ」
俺の目の前にしゃがむと頭にぽんと手を置かれそうになるのをやんわり避けるが、肩をがしっと掴まれた。
「そんなっ!」
「だからあの日声を掛けたじゃないですか。“さよなら”って…」
俺がその言葉に混乱していると、首輪を掴まれそのまま引きずる様にベッドまで移動するので喉が締まる。
バフッと柔らかい音がして俺はベットに逆戻りさせられた。
「やっと手に入った…俺の浩介」
「ゴホッゴホ…ひっ!」
再び顔から首にかけて撫でられ、その手はどんどんと下に降りていく。
肩、胸、腹と触り腰骨辺りで一旦手が止まった。
「毛はそのままにしておいて正解だなっ」
「ぎっ!」
陰毛をジョリジョリと手で遊んでいたかと思うと、そのうちの数本を掴みブチブチッと引き抜かれる。
俺は痛みに小さく悲鳴をあげてしまったが、こいつは顔色ひとつ変えなかった。
「こうやって浩介と遊べるしね」
「…っ!」
顔は確かに笑っているのに、目は全く笑っておらずそれを見た瞬間に恐怖で身体が自然とガタガタ震えはじめた。
「そんなに喜んでくれた?嬉しいなぁ…」
「・・・・」
俺が返事をしないのも気にならないのか機嫌が良さそうに笑う。
「ここには後からハーネスを着けて、あぁそうだ!サプリも飲もうな」
「ふぁ…」
ぺニスをぐにぐにと弄びながら反対の手では乳首を弄ばれる。
コリコリと先端を触られると下半身に熱が集まってくる。
「うんうん。流石に一流倶楽部リクエスト通り!」
「んっんっ!はれっ…?」
乳首とぺニスを弄ばれ、いつもだとそろそろ乳首から母乳が吹き出してくるはずだ。
しかし、気持ちがいいはずなのに母乳は一向に出てくる気配がなかった。
「母乳が…」
「エッチに調教されたから早速ぶっ飛んでるな…ミルクは出ないよ」
「え?な…んれ…んひぃ」
ニヤニヤと両方の乳首を引っ張られる。
気持ちが良くて胸をつき出すように背中を反らせるがやはりあの快感には及ばなかった。
「素直なのはいいことだぞ。俺の事を幹弘様って呼ぶか、ご主人様って呼んだら全部教えてやるよ」
「なんで…んんっ」
「別に辛いのは浩介だから、呼ばないならこの辛いのが続くだけだよ」
「ひあっ!」
今度は手を輪にしてぺニスを上下に抜き差しされると俺はひとたまりもなく腰が面白いように跳ねた。
しかし、これも後少しと言うところですん止めされる。
「あっ…」
「どうする?簡単だよ?」
手がピタッと止まると、もの凄く名残惜しく感じて自分から相手の手にぺニスをゆるゆると擦り付けていた。
しかしそれもすぐに手をどけられてしまうと、身体は勝手に手を追いかける。
「ほらほら…アナルも物欲しそうだぞ?」
「んひっ、んっ」
今度は腕が後ろに回りアナルをちょんちょんと指でつつかれ、入口を撫でられる。
孔も身体も俺の意思には関係なくヒクヒクと蠢いて刺激を求めていた。
頭ではこんなやつの言いなりになりたくないと思っているのに身体は刺激を求めていて、どんどん思考がそっちに行ってしまう。
そう本当に簡単な事なのだ。
ただ、名前を呼ぶだけであの快楽が手にはいるのだから。
そう思ったら自然と口が動いていた。
「幹弘さ…ま…俺に、教えて…くださ、い」
「ははは。これは想像以上…」
幹弘様が再びにっこりと微笑むがその顔は恍惚としたほの暗い笑みを浮かべ、俺は恐怖と共に底知れぬ悦びさえ感じていた。
「んっ、んぅ、ぷあっ」
「浩介の舌ぬるぬるしてる」
本当に何年ぶりか分からない位久しぶりの濃厚なキスに俺は翻弄されてしまっていた。
上顎や歯も相手の舌でなでられ、舌を絡められ舌の表面を擦られる。
くちゅ、ちゅっ、ぐちゅ、ぐちゃ
唾液が混ざる水音とは別の水音が下から聞こえる。
「浩介の孔は指が美味しいみたい。凄い引き込んでるよ」
「んっ、そこっ」
膣の突起を重点的に押されると目の前がチカチカするほどの快感が襲ってくる。
俺は相手にすがり付きながら震える身体を押し付けて与えられる快楽を甘受していた。
「前立腺ガチガチだ」
「んっ、あっ、あっ」
アナルを弄られながら乳首も胸ごと揉むように触られるとそろそろ終わりが見えてくる。
背中に射精する直前のぞくぞくとした高まりを感じた。
「んひっ!イクッ…」
「おっと、逝かせちゃうところだった」
「あう…なんでぇ」
全ての刺激がピタッと止む。
アナルからは指が抜かれ、胸からも指が引いていく。
目の前にぶら下げられていた快楽が急に止み、俺の目からはぶわっと涙が溢れる。
「泣かなくても大丈夫だよ。色々準備するのを忘れていただけだから」
「準備…」
俺の呆けた頭では何の準備をするのか分からないが、幹弘は凄く楽しそうだ。
自分でペニスを触ろうと思うのだが、腕を押さえられてしまっていて腕を動かすことさえできない。
「チンチンにもハーネスつけるぞ」
「ひっ!」
片手でサイドボードから取り出したのは、沢山の金属の輪が連なったぺニスバンドだった。
それを手早く俺のぺニスに装着するとぺニスが締まって少し痛みを感じる。
そのまま鈴口を優しく撫でて先走りを亀頭部分に塗り広げて遊んでいた。
「キツ…イ」
「ん?普通に戻ればトイレも行ける位の締め付けになるから大丈夫。ここにもいいものあげたいけど、まだ出来上がってないからもう少し我慢な」
「んぎっ!」
自然な流れで左の乳首を思いきりつねられる。
幹弘の言う“いいもの”と言うのが何か分からないが俺にとって良いものではないのは確かだが痛みでそれどころではなくなってしまった。
「厭らしい乳首。乳輪も大きいしポッチも長くなって尖ってる」
「うそ…」
改めて自分の身体を見てみると、確かに元々あった胸筋がひとまわり大きくなり乳首は申し訳程度だったものが幹弘の言っているようなものに変わっていた。
少し濃い目だった乳輪は大きくなり、陥没していた乳首は搾乳機のせいで飛び出て常に勃起した状態で、尚且少し長くなっていた。
「ん~。サプリも飲んでもらおうかと思ったけど、もう少し焦らしてもいいな」
「何言って…」
自分の身体の変化が衝撃過ぎて、一瞬正気に戻る。
幹弘が言うサプリとはなんだろう。
知ったところで俺にはどうする事もできないのだが、小さく抵抗をしてみるがすぐに快楽に思考が支配されてしまった。
「まぁ、とりあえずこれしゃぶって貰おうかな」
「っ!」
幹弘がスラックスの前を寛げると、立派なぺニスが顔を出す。
俺はそれに反射的に生唾を飲んでいた。
「ほら、浩介の好物だぞ」
「好物なんかじゃ…」
生唾を飲んだのを見られていたのか、掌に押し付けられると無意識に相手のペニスをゆるゆると刺激してしまう。
一旦俺の手を離させてから、俺の顔を跨ぐ様に顔の方に移動してきたかと思うと目の前にペニスを差し出されてしまった。
流石に目の前にぺニスがあるのは目の前やり場に困ってしまって視線を外すが、気になってチラチラと見てしまう。
「ほら、透きだろ?沢山ナメナメしていいんだぞ?」
唇に押し当てられると、その臭いと熱に俺の頭はまたしても濁りだす。
唇を通りすぎ頬にぺニスが擦り付けられるとその熱さに口の中に自然と唾液が溜まってきた。
「ほら口あけて?」
優しく言われてしまえば俺は素直に口を開け幹弘のものを迎えいれていた。
口に入ってしまえば竿に舌を絡めたり、鈴口から溢れてくる先走りを必死に啜ってしまう。
「慌てなくても逃げないよ。飲ませてあげるとは限らないけど…」
「あっ…」
ぺニスが膨張しそろそろ精液が飲めると直感的に感じ、ラストスパートをかけようとするとまたしてもすんでの所でぺニスが口から抜かれてしまう。
俺は名残惜しくて唾液でテラテラと光っているぺニスを見つめてしまう。
「やっと浩介が手にはいったんだから…時間をかけてたっぷり遊ぼう。それで、誰が飼い主なのかじっくり分かっていこうな」
「はっ…いぃ」
またしてもあのほの暗い笑い方で笑いかけられ、今度は両方の乳首を千切れるのではないかと思うほど引かれてしまう。
俺は痛みから必死に縦に首を振っていた。
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