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第7話

「へ!? な、何だよ」  突然押し倒された事に驚く佑月の顔を見ていると、ムラムラと須藤には堪らない欲望が頭を(もた)げる。   「夢ではさんざん世話になったからな。その礼だ」 「は? 夢? だからどんな夢だったんだよ……あっ……いたい」  〝佑月〟には何ら罪はないのに、全ての鬱憤を晴らすように須藤は佑月の首筋に歯を立てた。 「ちょっと仕事あるのに、そこに痕つけるなよ……んっ」  怒る佑月を宥めるように唇を吸い、口腔を愛撫する。須藤に慣らされた佑月の身体は、直ぐに須藤を受け入れ始めた。  パジャマと下着を剥ぎ取ると、佑月の全身を隈無く愛撫し、その口から艶めかしい声を上げさせる。昨夜繋がっていた秘孔は解さなくても十分な柔らかさで、須藤は直ぐに雄を挿入し、腰を一気に突き上げた。 「あっ、や……いきなり……激し……あ……」  須藤に激しく揺さぶられる佑月は必死にその背中へと縋り付き、爪を立てている。何度抱いても佑月への愛情、欲望は益々と溢れ、尽きることがない。 「やめ……仕事……あっ……ん……あぁ」  仕事があるのは分かっている。しかし須藤には止めることなど頭にない。一応の満足がつくまでは佑月を堪能したいのだ。  そして今日も佑月を愛という名の深い眠りへと堕とし、満足そうにほくそ笑む須藤がいた──。 👻🎃HAPPY HALLOWEEN🎃👻

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