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第115話

また少年みたいなことを言うもんだから、つい笑っちゃった。 「なに、お前霊媒師もやってんの?」 つるりとした頭をポンポン撫でる。 「出来る気がする。やる気はあるんだ」 「そうかよ、じゃあなんかあったら頼むわ」 「ああ、大丈夫だ、話し合いで解決するつもりだ」 「言葉通じるかなぁ」 ほっぺたにキスをすると、彼がゆっくり体を起こして、俺の下半身まで移動した。 「こいつにも言葉が通じるくらいだから、お化けにも言葉くらい通じるだろ」 そして、俺のムスコに優しくキスをする。 「ったく、そいつに言葉は通じねぇよ」 彼の唇の柔らかさを感じて、体が露骨に震えて硬直した。 「いいや、俺の大親友は賢いから、俺の言うことをよく理解してくれるぜ」 頭を撫でるみたいに、先端を指の腹で撫でる。 「俺がイッてほしいと思うと、ちゃんとイッてくれるしな」 そのまま口に含む。 「あっ、あ!」 いきなり音をたてながら頭を上下に動かされて、腰が跳ね上がった。 「待てっ! ちょ、やばいそれっ」 頭を押さえるみたいにして静止を求めるけど、そんなので止まるわけもない。 更に音を増して、彼の唇が俺のを食べてしまうみたいに上下する。

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