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第125話

それは本当にその通りなのだけれど。 「でも恥ずかしい」 素直に口にする。なんかちょっと乙女っぽくて気持ち悪いな。思いながらも恥ずかしいのはどうしようもないし。 「まぁ、そういうところを恥ずかしがるのが、ヤマトナデシコのお前らしくて愛しい」 本当に変な言葉覚えてくれたもんだ。 「はいはいそーかよ」 あえて素っ気なくするけど、それも照れ隠しだってことはバレてる。 「十分というほどではないが、解れたぞ」 言いながら、彼の太い指が舌と入れ替わって中に入ってくる。 ちょっとの違和感と圧迫感を覚えるけれど、俺はあんまり抵抗なく指を受け入れる。 軽く息を詰まらせると、彼の舌が穴と指の境目あたりをなぞるように這った。 「あっ」 境目なんて本当に敏感で、指を受け入れるだけでヒリヒリするほどで。けれど、彼の舌が麻酔みたいにヒリヒリする感じを緩和してくれる。 ゆっくりと指を抜き差しされながら、途中で指の本数を増やされた。敏感な穴は少し痙攣しながら、でもしっかりと彼の指をくわえこむ。 「ハニーのここも随分素直だが、俺の親友もかなり素直だ」 笑いながら、俺のムスコの先端にキスを1つ。先端と彼の唇の間に、粘ついたたわんだ糸が引く。

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