「んっ、んっんっ………ぅ、あっん、あぁっ」 「翔ッ…………オレも、出そ………っ」 「んっんっ……いっしょ、いっしょにイこ……っ」 「っ……………」 いよいよ大詰め アキも射精感を感じ始め、もうお互いに絶頂の寸前に立たされている アキの攻めがより一層激しくなる 俺を膝の上に載せたアキの逞しい腰が俺のお尻の分厚い肉を叩き、そして太い肉棒は俺のアナルをずぼずぼと深く貫く ギリギリまで抜いて奥まで打ち付ける、その繰り返しで俺の中の壁は口では言い表せないくらいに敏感になり、抜かれる時も体が痺れる 「んぁあっ、あっあっ……はげ、しっ………！」 「はっ………はっ……………」 「ひぁあっ！ち、ちんぽだめっ………！」 「前擦んないとイけねーだろ？」 するとアキが、俺の腰に付いている標準サイズの棒をぎゅっと握った そしてくちゅくちゅと小刻みに扱き、俺の射精をあからさまに促す どこか変なところを向いていた視線をアキへ移し、その整った顔を見つめる アキは雄臭い色気のような雰囲気を醸し出し、セクシーな顔をして俺を犯す そんな顔が死ぬほどカッコよくて、俺の体はますます疼く 「ひぁあんっ…！だめっ、ちんぽだめぇっ……！」 「ちんぽ気持ちいいんだ？」 「んっ、きもちぃからだめっ……だめっ……！」 アキによる激しいピストンと扱きに、いよいよ耐えられなくなった俺の腰がガクガクと浮き震える 俺を膝に乗せながら器用に攻める男にぎゅっと抱き付き、もう声なんて気にもせずに喘ぐ 頭、おかしくなる……………っっ こんな連続で快感を感じ続けちゃったら、もう俺バカになっちゃう……………っ！ でもめちゃくちゃ幸せ………………っ 頭の中が快感と多幸感でいっぱいだ 疲労なんてもうどうでも良くなるくらいに気持ち良くて幸せで、心までぽかぽか温かい 「翔っ……好きだ…………っ、大好き…っ」 「おれもっ……すきっ……！あきだいすき……っ！」 「あぁくそ、たまんねえ………っ！」 「ひぁあっ！！」 アキから贈られるもう何度目か分からない“好き” その言葉を聞いて、心が温かいのは愛されているからだと理解した アキの愛を直接感じるから、心がぽかぽかするんだと 「あっ、んっ………んん〜〜〜〜〜っっ！！」 「クッ…………………！！」 そして満たされた心のまま、俺とアキはほぼ同時に絶頂した 俺のものからぴゅるぴゅると流れ出る精液 そして俺の中でどくんどくんと脈を打ちながら長い時間を掛けて射精するアキ コンドーム越しでもその熱が伝わってきて、射精後の俺の体が震えた あ……………イった……………… めちゃくちゃ気持ちよかった…………っ 「はぁ……ぁ…………は、ぁ……っ」 「翔、おつかれ」 「ん…っ、あき…………あき……っ」 「ん、チューな」 はぁはぁと肩で息をする 瞳からはぽろぽろと生理的な涙が溢れ、アキの肩を濡らしていく 余韻に浸るようにキスを求めると、優しく微笑んだアキはずり落ち着崩れたシャツを俺の肩に掛け直して深いキスをくれる 「ん、んっ……………」 「翔、かわい……………」 「あき…………もうちょっと、だけ………っ」 「ん、もう少しこのままでいよっか」 終わったと同時に感じる大きな疲労感 だけどまだ、もう少しだけ余韻に浸っていたくてアキにそう伝えると俺の意思を汲み取ってくれる お尻の穴をアキの形で馴染ませるようにゆらゆらと腰を揺らして情事の余韻に浸る 「あっ…………ん、んっ……」 「もっと付けていい？」 「んっんっ…………して………っ」 「ん」 事後の追いキスマークタイム 終わった後も俺を甘い言葉と甘い態度で溶かしてくれるアキのおかげで俺に賢者タイムなど存在しない ただひたすら、アキから追加のキスマークのプレゼントを受け小さく喘ぐだけ それだけでいいのだから、賢者タイムよりずっと良い 「あ、なんかハートっぽいの付いた」 「んん………俺も見たい………………」 「あはは、鏡じゃなきゃ見えないよ」 「む……………」 肩のあたりに偶然出来たハートのキスマーク 今は見えないことに少しがっかりするも、気を取り直して今度は鎖骨や胸に追加の痕をもらう なんだか俺ばかりもらいっぱなしは嫌だな……… 「あ、翔も付けてくれんの？」 「ん…………」 「あは、そこ何着ても見えちまうぜ？」 「ん……いーの……………」 今度は俺が、アキの体にキスマークを残す あまり上手く付けられず横長くなってしまうが、それでもたくさん付ける アキの首筋をぢゅっと吸う ここだとどんな服を着ていても外から丸見えだが、これはわざとだ 俺の些細な、牽制だ 大モテのアキ様は、首にいっぱい俺製のキスマークを付けて出歩けばいいんだ 「汗かいたろ？お風呂行こっか」 「ん…………汗びしょびしょ……」 「オレも、すっげえ汗かいちまった！」 「だっこで運べ」 「はいはい、オレのお姫様」 そろそろキスマークタイムも終わりにして、今度はお風呂へ場所を移す アキにしがみつき命令すると、アキは村人なはずの俺をお姫様だと言う 仕方なく今だけはお姫様の気分でアキの首に腕を回して汗ばんだ体をくっ付ける 「んぁっ………」 「あはは、やべ、抜けちゃった」 「もう………っ」 「もっかい入れとく？」 「入れない！早く運べ！！」 アキが俺の体を抱いたまま立ち上がると、その反動でまだ俺の中に入っていたアキのものがずるんっと抜ける 先端の引っかかる感触に少し感じると、アキは笑って冗談くさいことを言う それを拒否し広い背中をドンドンとグーパンチして急かすと、はいはいとまた笑って風呂場へ向かってゆっくり歩き出した