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第273話
お兄さんの秘密 28 (18禁 )
「 え?」
言われてよく見ると面影が確かにある。
今よりやや長めの髪、ハニーブラウンに染めてあるのはそんなに変わりがない、確かにそうだ……
あまりの綺麗な身体に見惚れてしまう。
しなやかに反る上半身、突き上げながら宙に跳ねる太もも、悩ましげな貌からは少年を残したまま身体は大人になる間の艶がこぼれ落ちるようだ。
「 すごい……こんなに、肌が透き通ってる、エロいよ 」
杏果も見惚れたように画面を食い入るように見ている。
その杏果の横顔、目の前の和也さんの男のもので昂められた表情に重なった。
俺は思いっきり杏果をその場に押し倒した。抵抗しないのを良いことに素早く杏果を一糸まとわぬ姿に剥くと、画面から聞こえてくるセックスの音を追いかけるように杏果の全身を愛撫する。前から後ろから隅から隅まで撫でながら唇を這わせると、
「 あ、イヤァ 」
と言いながら殆ど力の入らない腕でそれでもと押し返すから、俺の滾った気持ちは余計に火がついた。
背後から組み伏せて、すぐに股の間を探るとそこはもう先走りでグッチョリと濡れていた。
ローションを取りに行く余裕はないもうない。そのまま尻たぶの双丘に顔を埋めるように尖らした舌で孔周りを舐める。指はその下のゆるりと垂れた下袋を揉んで転がしてやる。
その間にひっきりなしに聞こえる喘ぎ声と、イヤァという泣き声にますます尖らした舌先は孔の中に忍び込む。唇で周りの皺の部分を丹念に喰み、舌はグリグリと腸壁を突く。
鳴き声が可愛い高音の雄叫びに変わる頃、俺は孔の入り口に自分の猛り切って天を突いた物を指で抑えあてがった。
杏果の背中が細かく震え、お尻をより高く突き出してくる。その有り難いお迎えに遠慮なく突き入れると、
緩く抜き差ししながら一際よがり声を上げる部分を執拗に擦ってやる。
「 気持ちいいだろ 」
口にすると余計に気分も煽られる。
ウン、ウンと頷くことしかできない杏果の腰を掴むと更に奥に押し入った。
画面から聴こえる
I'm coming! fuckin′!
という雄叫びと、、、
組み敷いて喘がせている杏果の声と、部屋の中はもう誰が誰と性行しているのか頭の中はドロドロになっている。画面の声に煽られてるのか、咥え込む淫らな蜜壷に止まらないのか。
俺の昂りは収まらない。
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