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第277話
お兄さんの秘密 32 ( 18禁 )
押さえつけている下腹部と太腿は与えられる快楽のさざめきを俺の下半身に伝えてくる。
わかりやすい男の身体。もうお互いの雄芯は奮い立ってきた。俺の淫毛が杏果の敏感な股座をこすり上げると
「 イヤイャ、痒いから、イヤァ 」
と辛そうに腰を振りたくる。浮いた尻たぶを掴んで大きく股を開かせると、
剃りあげた性器回りはもうグッチョリとした汁で睾丸までしとどに濡れていた。
「 あぁ、杏果、好きだ……愛してる 」
猛った肉棒をその淫猥な口に充てると俺の先走りでさらに粘度を増した窄まりが迎えるようにその口を開ける。
とっぷりとした水音と共に押し込むと浅い内壁が歓喜するようにさざめくのがわかった。
まだダメだ!我慢しなきゃ、グッと下腹に力を入れる。
「 あ、んっ、おっきい、おっきのダメ 」
と言いながら今夜何度目かの頂点を駆け登る杏果の腸はしゃぶり尽くすように俺の肉棒を食い閉める。
ズルズルと奥に飲み込まれ下の毛がザリザリと杏果の尻たぶを擦るまで俺は腰を突き出して秘部の奥を探った。
奥の肉壁を張った亀頭でついてやると足の指先までピンと天を目指すように跳ね上げる。
しなやかなそのふくらはぎに手をかけて乳首を擦るように脚を曲げると、下腹がこれまでにないほど中のものを絞り上げる。孔の口まで必死に閉じようと輪をきつくする。
音のない悲鳴と口元から溢れる涎で、杏果が昇天したことがわかった。
やりすぎた?
そうは思ったけど抜くのにはあまりにも気持ちが良すぎる坑内で、俺の肉棒は小刻みなピストンをやめられない。
「 杏果、起きて 」
と言いながら身体を前に倒して半開きの唇を舌で弄ると虚ろな瞳が俺を捉える。
「 王国、すごい……逝っちゃった 」
良かった。喜んだ俺の身体と肉棒はますます熱を下腹に集めて、杏果の身体をそのままうつ伏せにさせると、
獣のように後ろから犯しまくった。
締まる……凄い、杏果の鳴き声も今夜で最高だ。
これ、サンドラさんに知れたら絶対に仕置きされるよな。
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「 ねぇ、郷 」
「 ん?なんだ? 」
「 王国ってゲイだったの?」
「 そうなのか? 」
「 洸紀もそうなのに 」
「 まぁ俺も危ないから 」
「 え?郷もなの?」
以上、夫婦のベッドでの会話でした。
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