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第311話
お兄さんの秘密 66 (杏果 )( 15禁 )
いけないって思ってもちょっとだけってムズムズするそこを触ったらもう堪らなくなる。
着替えを用意してる途中なのにブリーフを下ろしベッドにもたれかかった僕は、もう先走りで濡れた雄の先っぽを我慢できずに親指と人差し指でクリクリと回す。
王国がするように上手くできないのが焦れったいけど、人差し指の爪の先を小さな孔に押しこむと、背中からお尻に小さな蟲が沢山這ってるよう騒めきが走る。
「 ァン、スゴイ……」
僕のだって立派に昂ぶって傘だって今は張ってる。そのくびれの周りを自分で擦るのが気持ちいい。
もう片方の手は、セックスしだしてから重みを増して垂れた双つの玉を弄りながら、大好きな会陰を柔らかくスリスリとタッチする。
「 ア、ァ、あん ン 」
二本の手じゃ足りない……
ベッドマットの下からあそこ用のビーズを引き出してしまう。
黒光りする球が連なるそれは目を瞑れば王国のもの。
止まんない……
たっぷり舐めて唾液が滴るほど濡らすとお尻を上げて四つん這いになる。
指で辿りながら独りで入口を探るんだ。
「 もう、もう少し、アン……ア……」
挿った。
「 王国……王国 」
そこまでが届かないもどかしさに乞う相手の名を囁きながら、
更に深く勢いつけて押し込むためにベッドにお尻を近づける。
ビーズのハンドルをマットで押すと、くいっくいって、
「 あぁ……」
良いところに当たってるからそのままお尻を横に振る。
お尻を捻るようにグラインドすれば僕の大好きなポイントを更にしつこく擦っていく。
こんな事してたら、見られたら、
杏果はなんて、いやらしい子なんだって王国に叱られちゃう、
と思ったら僕の指は益々止まんない……自分で感じるところを虐めながら僕の雄芯はトロトロと白い蜜を流し始める。
あ、あ、ぁ、いっちゃう、ダメ……王国のが欲しい!
ハァハァと荒い息を落ち着けていたら玄関のドアがバタンと閉まった音がした。
あれ?こんな時間に誰?
と思っていると話しながら階段を上がってくるのは、
え?姉貴と誰?
僕は慌てて濡れた下半身を手近な服で拭うと、一番に窓を開けて空気を入れた。
開けられたら匂いでわかっちゃう。絶対にやばい!
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