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第12話

強姦致傷容疑 12 思わず何にもない部屋に驚きかかった俺は、 なんかおかしいと直ぐ気がついた。 部屋の匂いが違うんだよなぁ 三枝の匂いと違う、流石飲食店の、息子で、鼻の良い俺は、この部屋はなんかおかしいと鼻で気がついた。 ちょっと座ってて と言い残し 三枝がお茶を、持って上がってきた。 へー本当にちゃんとポットと茶葉でお茶を入れてきたんだ。 又、違う三枝を見つけた。 飽きないな〜 慣れた手つきで紅茶を淹れる三枝、その細く長い指先に気づいた俺は、 カップを俺の目の前に置いたその指を、思わず掴んで口元へ寄せて、その指の匂いを嗅いでみた。 ほんのりとミルクの香り、クリーマーポットにミルクを移す時に指にこぼしでもしたのだろうか… 綺麗に揃えられたピンクの爪の先を 少し軽く齧ってみた。 甘い、甘い、 様子がおかしいと三枝を見やったら、 石像のようにカチカチに固まってた。 笑った、今日は何度目だ?固まったの 本当に可愛い 思わず、唇にも軽〜くキッスしてた。 予想通り、気絶したw

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