23 / 325

第23話

まな板の上のお人形さん その5 まずはシャワーを、浴びて、すっぽんぽんでブラウンのガウンに着替えて貰います。 おっと、すっぽんぽんは余計だ余計だ。 「そこの戸の先にドレッシングルームがあるから、シャワーを浴びて、おいてあるガウンに着替えてくださいね。 それと、下着はいらないからね」 軽い調子でそう付け足すと、 又コクコクと頷く すこーしピンク色になった頰が かぶりつきたくなるほど可愛い三枝君。 どんな下着なんだろか ハアハアしたくなる気持ちを抑えて 脱毛の支度を始める俺。 完全に、おかしい…俺 ガウンとお揃いの濃いブラウンのタオルは少し温めておいて、リラックスしてもらわなきゃならないし、途中で喉を潤す飲み物も用意、と、 ビキニラインと言っていたけど、スネ毛とか、脇毛はどうするんだっけ? おっとまだ聞いてないじゃん、 そして、ビキニの先の深〜い隠れた部分は、ここは施術のまな板に乗せてから、聞こうな、グフフ 暫くして、恐る恐るドレッシングルームから出てきた三枝君を 中央のベッドに優しく座らせ、軽く肩を揉んであげる。 「緊張してる?」 急にタメ語になるのも変だと思う余裕もなさそな三枝君 さっき受付票に書いていた歳は確か16歳 高校1年?2年? 見えないな、中学生と言ってもまだ通りそうな、白い滑らかな肌 頤が細くて、指をかけて持ち上げたら、簡単にキスする角度になりそうな ゴクリ いやいやまずいまずい… 「ゴホン!えっと、ビキニラインとしか聞いてないんだけど、 脇とスネはどうですか?」 スネ毛とは無縁そうな細くて長くて綺麗な脚、 返事が遅れてるのは考え中なの? 思わずガウンの袖を引っ張って脇の下を見てしまった。 「うわ!え!」 「脇も薄いね、でも、脱毛する? 両腕で5000円ほどでできるよ」 返事もできずに真っ赤になって 脇の下を両手でクロスして抑えてた三枝君 あー俺、この先大丈夫かよ〜

ともだちにシェアしよう!