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第23話
まな板の上のお人形さん その5
まずはシャワーを、浴びて、すっぽんぽんでブラウンのガウンに着替えて貰います。
おっと、すっぽんぽんは余計だ余計だ。
「そこの戸の先にドレッシングルームがあるから、シャワーを浴びて、おいてあるガウンに着替えてくださいね。
それと、下着はいらないからね」
軽い調子でそう付け足すと、
又コクコクと頷く
すこーしピンク色になった頰が
かぶりつきたくなるほど可愛い三枝君。
どんな下着なんだろか
ハアハアしたくなる気持ちを抑えて
脱毛の支度を始める俺。
完全に、おかしい…俺
ガウンとお揃いの濃いブラウンのタオルは少し温めておいて、リラックスしてもらわなきゃならないし、途中で喉を潤す飲み物も用意、と、
ビキニラインと言っていたけど、スネ毛とか、脇毛はどうするんだっけ?
おっとまだ聞いてないじゃん、
そして、ビキニの先の深〜い隠れた部分は、ここは施術のまな板に乗せてから、聞こうな、グフフ
暫くして、恐る恐るドレッシングルームから出てきた三枝君を
中央のベッドに優しく座らせ、軽く肩を揉んであげる。
「緊張してる?」
急にタメ語になるのも変だと思う余裕もなさそな三枝君
さっき受付票に書いていた歳は確か16歳
高校1年?2年?
見えないな、中学生と言ってもまだ通りそうな、白い滑らかな肌
頤が細くて、指をかけて持ち上げたら、簡単にキスする角度になりそうな
ゴクリ
いやいやまずいまずい…
「ゴホン!えっと、ビキニラインとしか聞いてないんだけど、
脇とスネはどうですか?」
スネ毛とは無縁そうな細くて長くて綺麗な脚、
返事が遅れてるのは考え中なの?
思わずガウンの袖を引っ張って脇の下を見てしまった。
「うわ!え!」
「脇も薄いね、でも、脱毛する?
両腕で5000円ほどでできるよ」
返事もできずに真っ赤になって
脇の下を両手でクロスして抑えてた三枝君
あー俺、この先大丈夫かよ〜
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