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第53話
② 先生の秘密 橋下先生の気持ち
トボトボ帰路につく僕の心。
何でかわからないけど、今日初めて会った彼女に吐露した気持ち。
目を瞑れば、わかってることだらけ、
僕にはどうすれば良いかはわからないけど、どうしたいかはわかってる……
嫌なんだ、彼が別の人を、思ってるのが嫌なんだ。
話し合え?この気持ちを隠して、どうやって?
あー帰るの地獄……
彼女と知り合って、僕の気持ちは今逃げに入りそうだし、彼女に励まされて、どこに行くかわかんない結末、
頼ろう、彼女に。
ただいま〜〜誰もいない家には
虚しいのだけと、僕には必要な言葉なんだ。
たって、この言葉を言うとなぜだか隣から、やってくる靴音、そして、開けられるドア。
向き合う僕は…
子羊だ。
輝が僕を見る、てるがみくに呟く。
「 遅かったな 」
なんて伝えたらいいんだろ……
このグチャグチャな気持ちは、
あと2日で、この気持ちを変えていけるのかな?
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