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第124話
プールでデートは危険です その33
イロハのか
僕たちはまた水場で裸になった。
今度は安藤くんに前から抱きしめられている。
抱きしめた背筋から手をすべらして、お尻の双丘を両手でにぎると、
「 いい?お尻にお湯をかけるからね 」
とシャワーのヘッドを外し温度を調節すると、優しく背中から僕にお湯をかける。
「 お湯の温度は? 」
「 うん、ちょうどいいかも 」
「 じゃあ、俺がお風呂に腰掛けるから、杏果はおれの腿の上にうつぶせて 」
安藤くんは、僕を自分の腿の上にうつぶせにすると
「 脚を開いてくれる?そう、そのくらい 」
「 ひぇ! 」
「 ごめんね、すこし指で穴の周りマッサージするから 」
とお湯をかけながら人差し指と中指で優しく揉みほぐすようにマッサージする。
あ、気持ちいいかも……
「 お湯を入れるからね 」
安藤くんは僕のお尻の穴にホースの口をあてる。
襞の周りの壁を圧迫するようにお湯が肛門から入ってくる。
「 あ、あ、 」
お湯がアナルの壁にあたる振動で
下腹がどんどん重たくなる。
うん、ムズムズしてお尻を振るのを止められない。
「 気持ちいい? 」
僕のペニスが硬くなって安藤くんの腿に触ったのがわかったのか、
安藤くんはホースを一回肛門からはなして、背中からかけながら次は指をお尻の穴に入れてくる。
出し入れしながら入ってくる指の動きが気持ちよくって、
喘ぎながら身体を起こして安藤くんにしがみつく。
僕をじっと見つめる安藤くんの唇が濡れていて誘うようで、思わずしゃぶりついていった。
深く浅く交わすキスの間も、安藤くんの指は二本に増えて、僕のお尻の奥を優しくかき回す。
あっ、何かが、奥からあふれそうになって重ねていたくちびるを離す
「 出ちゃう、出ちゃうから 」
安藤くんがずんと奥まで指を押し込んで2本の指を離しながら抜いていくと、一緒にお湯がボタボタと滴れてきた。
お尻の穴を見られながらお湯を吐きだすという行為に慣れなくてまだまだ恥ずかしい僕は安藤くんに抱きついたまま、顔をあげられない。
「 上手に出たよ、杏果。もう一回。
ペニスもおっきくなっちゃてるし
しごいとこうね 」
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