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第127話
プールでデートは危険です その36
イロハのれ
「 あ、それは.… 」
初めてあった人に女性用下着を着るために脱毛してますなんて、言える話でもなく困っていると、
「 安藤くんには話したの? 」
横に頭を振る僕にサンドラさんはすこし首をかしげ、
「 彼氏、なんだよね、付き合ってるんでしょ、パイパンなのを彼もわけを聞かないの? 」
そういえば昨日の事件から安藤くんは知ってるはずなのに僕には聞かなかった……僕がそのことに呆然としてると
サンドラさんは優しく
「 聞かなかったんだよね、きっと。
なんか色々あったのかな?今日は 」
「 知ってる?んですか? 」
「 う〜ん、橋下さんから電話もらったの僕だからね、すこし聞いた 」
昨日のことを思い出して沈んでしまった僕に、
「 ねえ、聞かない安藤くんの気持ち、彼は賢いし優しい気がする。
話せることだったら話してあげなよ、恋人なんだろ?
時間がかかってもね」
僕はその言葉を聞いても、あの撮影会のすがたを安藤くんに見せられるとは思えない……
ガラッと格子戸が開いて安藤くんが手ぬぐいをたらいに入れて帰ってきた。
「 あ、わかった?ありがとう。
それでね 」
と言いながら 、僕の身体をお湯で湿らした手ぬぐいで丁寧に拭いてくれる。
特にお尻の穴の周りをことさら丁寧にぬぐったあと、しっかりとクリームを塗布された…
「 いい?アフターは特に丁寧に、
無理をさせて切れてないか、腫れてないかをよーく見てちょうだい 」
安藤くんの背中を一回ドンっと叩いて、
「 それが恋人の役目だからね! 」
そして僕には優しく
プラグをはめてる時間や、
その間に歩き回ったり出かけるならプラグが落ちないよう拘束具をはくこと、
ローションは乾くと皮膚を痛めるので何回かプラグを取ってつけなおすということが大切、と注意をして、
「 はい!楽しい肛門性交のために頑張って!サンドラでした!」
とアナルをグッズを持たされて帰る僕にサンドラさんから、これ僕の連絡先、何か悩みがあるんだったら連絡して、と名刺を渡された。
そっと見てみると
アナルを攻めろ!
陰間王子 山形 サンドラ
お尻のことならお気軽に〜〜
真珠色の地に淡い紫の字で
とんでもない文字が並んでた…
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