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第130話

仲良く? 君と 俺で?プールその後 その3 流星の手が僕の頰を包む。 意外と大きな手なんだ、と思っていると、 「 名前は言わないで 」 と言いながら唇に軽く触れたのは、親指。その指で撫でるように下唇を掃いていく。 なんだろう、指がすごくスベスベしていて、この香りは何?蜜が塗られたように甘い香りがしてくる。 思わず、舌で唇を舐めると、流星の舌があっという間に僕のその舌に触れてくる。 舌を絡めとられ、僕は驚いて叫ぼうと口を開くと、唇がはまれ、おおいかぶされ、いつの間にか流星に唇ごと全て支配された。 正面からきつく抱きしめられ、逃げることも叫ぶこともできないうちに、 呼吸がうまくできなくて頭が朦朧としてきた。脚が崩れそうになるので、流星の腕に捕まってしまう。 少し口を離した流星が 「 息をして 」 と唇のそばで吐息のように囁く。 口腔はすっかり甘く溶かされて、流星の手が僕の片方の水着の肩を外したのにも気がつかなかった。 背筋に熱い流星の手が上から下へと滑る。甘い香りのキスを続けながら左側の腋の下を探られて、自然に左の胸が流星の身体から離れると、そこへ指が回ってきた。 「 あっ、何?リュ…」 「 ダメ、名前は言わない 」 と言いながら流星の指は、僕の左の乳首の周りを優しく転がす。 「 あん、ダメ、そこダメ 」 と言いながら身体をよじると、余計に手が入り込んできて、自由に乳首をいじりだす。 いつの間にか横抱きにされて、僕の身体はカメラの方に向いている。 レースのカーテン越しだけどその隙間から乳首をいじられてるのが見えてるみたい。 ダメなのに、こんなところで感じるなんて、 ああ、この間のプールの日からだ。 あの日から…… 「 感度いいな、誰に仕込まれたの? 」 「 ダメ、ああ、そんなに、クリクリしないで〜 」 右まで水着の肩が落とされ、 カメラの前に両方の胸が露わになると、流星は僕の後ろに回った。

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