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第131話

仲良く? 君と 俺で?プールその後 その4 胸を突き出すように、腕を後ろにまとめられる。 両方の親指と人差し指で、いやらしく思う存分僕の乳首を引っ張りながらすり上げる。 僕の小さなツマミをよじり、手で女の人の乳房を揉むようにする。 こめかみから耳たぶ、そして耳の中までも、唇が舌が入ってくる。 そしてうなじに露わになった肩の頂き。チュッと軽くキスしたかと思うと次はゾクゾクくるほどなぶられる。 なんでこんなところが、こんなに気持ちいいの? 目をつぶればと思っても、流星の指が唇がそれを許さない。 僕の眼は流星のそれを辿ってしまう。 「 あん、やめて、そんなに、させれたら、僕、恋人が 」 「 恋人がいるのにいやらしいな、こんなに男のくせに乳首で感じて 」 耳元でとっても意地悪なことを囁かれると、余計にジンジンと快感が下腹まではしる。 「 あん 」 大きくなってきちゃった、 「 ダメなのに 」 流星の手が胸の下まで脱がしていた水着の前をさらに下げながらおへそのところまで滑ってきた。 布越しに下腹を揉まれ、 「 あれ?なんだ、これ 」 と薄く笑いながら指で僕の少し勃ってきたペニスをその形通りになでまわす。 たまらない……もう。ダメかも 流星の指が猛ってる僕の中心を避けて 腰骨に引っかかる水着をずり下げる。 流星ったら、僕のお尻に硬くなったそのものを押しつけるように、もう一方の指で自分の水着を下げた。 布越しじゃなく、露わになった2人の性器が重なって、触れて擦れて、 もう、我慢できない…… あぁ、早く、早く 「 はい!カット〜〜 」 エ? 思いもしなかった声に顔をあげると、 開けられた窓から入り込む風のせいでパタパタしているレースのカーテン越しに、小野さんが指でオッケーのサインを出していた。 流星は僕を一回きつく抱きしめて、 「 杏果 」 と呟くと、そのまま僕に深く口づけた。まだ昂ったままの僕の耳に小野さんが 「 ヒューッ 」 と口笛を吹いた音が聞こえてきた。 ハッとして、流星の身体を押しやり 「 何するんだよ! 」 と声をあげると流星は酷く真面目な顔をして 「 好きだ 」 と僕の頰を撫でた。

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