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第132話
仲良く? 君と 俺で?プールその後
その5
一瞬意味がわからなくて
「 え?好き? 」
と繰り返した僕に、
「 さあ〜次はベッドシーンだけど、
ビビるなよ 」
とレースのカーテンを引いて小野さんの方へ歩み寄る流星。
好き?ベッドシーン…好き?
頭がグルグルしてきた。
小野さんとカメラを、のぞいて
「 うわー結構綺麗なシーンになってる 」
「 うん、撮ってても、なかなか良かったよ、レースのカーテン越しって小物が効いたんじゃないかな 」
「 ちょっと杏果、見てみなよ 」
呼ばれてカメラを覗き込むと、
そこにはチラチラするカーテンの合間に胸を露わにした僕と流星が抱き合って口づけを交わしてるシーンが流れてる。流星の指はカーテン越しにでもそれもわかるぼくの乳首に絡みついて、僕の着ている水着はもう腰骨の下辺りまで脱がされてる。下腹の位置で隆起してるものを流星がしっかりと扱いているのも映されている。
何も言えずに真っ赤になった僕の頭を小野さんはポンポンと軽く叩いて、
「 大丈夫?次はもっと濃いいの撮るよ 」
更に顔を上げられなくなった。
姉貴のベッドだからと、どこからか持ってきたベッドパットとシーツを流星が交換してる。そのシーツの色は深い紫がかったブルー。色は好きな色なんだけど、ここでそういうシーンを撮ると思うと眼をそらしてしまった。
用意ができたのか、流星が僕に水着を変えるように言ってくる。
今度はあれ、あれだよね。
あの肌色の強烈な前がカップになってるヤツ。
椅子の上に置いてあったその超エッチな水着を見ながら、えいやっと一気に腰まで下げられてたワンピース水着を脱いだ。
「 え!ここで! 」
と大きな声を出したのは小野さん?
真っ裸になって小野さんと流星にお尻を向けていた僕はその声に思わず振り向く。
「 あーー小野ちゃんは初めてか 」
と笑いだす流星。
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