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第133話

仲良く? 君と 俺で?プールその後 その6 小野ちゃんは初めてか⁉︎と笑う流星に、小野さんはまずそうな困った顔をしている。 真っ裸で振り向いた僕はその小野さんの迷ったような視線にはっとして、慌てて手に持ってた紐ビキニで、前を隠した。 「 杏果がパイパンなの、初めて見た? そりゃ刺激が強いよな 」 そうか小野さんは撮影隊だから着替え室で僕らが人前で裸になって着替えるの見たことないんだ。 「 ご、ごめんなさい! 」 「 い、いや、その、驚いただけだから、 気にしないで 」 いつもは落ち着いて動揺なんか見せたことない人なのに。相当僕の裸なんか見たくなかったのかな 「 小野ちゃん、慣れてよ、これからもっと杏果の"あられもない"姿を撮ってもらうんだから 」 小野さんの肩をパシッと叩くと、流星は 「 杏果も早くそれ履いちゃえ 」 「 あ、うん 」 僕は又2人にお尻を向けて急いで紐ビキニを履いた。 「 それから、ウイッグは外して、次は杏果の地毛でいくから 」 そうか、二役って言ってたもんね、 手早くウイッグを外す、手ぐしで髪の毛を整えていると、 「 どうする?トップシーンは そのまま水着を脱いで絡み合うと流星のあそこまで丸見えで撮るようだけど 」 小野さんの落ち着いた声が聞こえる。 「 うん、まず水着のままで絡むから 」 「 オッケー、じゃあカメラのセットは済んでるからいつでもどうぞ! 」 「 杏果 」 と腕を引かれて流星の僕より幾分か体温の高い胸に背後から抱かれる。 そのまま僕は斜め後ろから覆いかぶさる流星とバードキッスを繰り返す。 そのキスはやがて唇を割り、舌を絡めてお互いの唾液を舐め合う深いものに変わっていく。 カメラの前だとどうしてこんなに大胆になれるのか。 唇の端からどちらのかわからない唾液が溢れてくる頃、すっかり弛緩した僕の身体は流星にその背を押されるようにベッドの上にうつ伏せになった。 ほてった身体の下でサラサラしたシーツが滑っていく。 流星か僕のビキニの紐を掴んで、すこし乱暴に僕をベッドに引きずり上げた。 あ、2つの垂れてる睾丸の谷間にビキニが食いこんじゃう。

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