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第136話

仲良く? 君と 俺で?プールその後 その9 いい絵が撮れてると小野さんに言われて、そうだと、思いだした。 何のためにこんなことをしているか。 とにかく、この映像が仕上がらないと、嶺さんとやらに会いに行けないし、泉君にも会えなさそう。 預かったものがあるのだから、 頑張るしかない。気合いを入れなおして浴室に入った。 流星も入ってきたので、一応お尻の安全のために聞いておく、 「 ここでは何をするの? まさか裸にはなんないよね 」 「 さあね 」 「 さあねって、さっき僕に好きだって言ったじゃない、好きな子の嫌がることは普通はしないよね 」 「 好きな子の嫌がることをするのが1番楽しいんじゃない 」 あまりのアホな言い分に小野さんが吹きだした。 「 流星って、ホントにガキなのな! はいはい、それまでにして続きを撮っちゃわないと」 流星に腕を引かれてシャワーの下に入る。 流星が浴用ブラシにボディーソープをつける。 うわっ!姉貴のお高いのだ、と思ったけどもうつけちゃったからしょうがないよね…… ベルガモットの濃厚なレモンの香りが浴室に漂ってくる。 流星は温度を調整したシャワーのお湯を僕にかけた。 肩から背中、180度回って、胸のあたりに丁寧にお湯をかけると、藍色のワンピースの水着の色が濃くなる。 乳首の形がくっきり出てくると、ソープをつけたブラシで乳首の辺りをまあるく緩く擦り始めた。 え? と思って見ていると、だんだんその部分が泡だってきて、僕の2つの胸は女の人のように泡で盛り上がった。 泡の先を指で尖らす流星。 カメラの視線が痛いほど胸に近づく。 「 すごい本当の女の胸みたいに見える! やべ、後で音声消しときゃなきゃ 」 と小野さんが呟いたのが聞こえた。 流星は僕の片腕を持ち上げると、脇の下にブラシをあてて細かく擦る。 脇毛の剃ってある脇の下。 あ、ブラシの回転が気持ちいいかも と思っていたら今度は脇腹をこすりながら通って、腰骨から下腹そして竿の部分をブラシで刺激してきた。 水着越しのブラシの刺激が物足りない。かえってムズムズして、僕のペニスは強い刺激を期待して完全に勃ちあかりそうに硬くなってくる。 脚をモジモジさせると後ろから水着の股座を掴んで思いっきり上に引っ張られた。 「 あん、いたい、やめてーいたい 」

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