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第192話
惑う こころ 21 ( 18禁 )
奪われた唇に気を取られていると、
小声で言い争うような声が聞こえてきた。
「 初めてだろ、急には無理だ 」
「 本気か?おい、なにしてる」
「 本人が騙されたと思ってたら、うまくいかねえよ 」
「 なに言ってる、お前じゃない方がいいな 」
と男の一人がどこかに電話をかけた。
僕は裸で男の腕にしっかりと抱かれている。乳首を弄っていた手はもう離れていた。
だれか部屋に入ってきた音がした。
僕を抱いてる男と、電話をした男との間でなにか話がついたのか、抱いた男の手が離れた。
その熱い身体の温もりが遠ざかると、
ああと思う間も無く、違う腕になにかソファのようなものに座らされた。
手早く両側から足と腕をそれぞれの側に拘束される。
「 なに?やめて! 」
と声を出してもその手は止むことはない。
真っ裸の体を淫毛も何かも剃った姿を大きく開かれてソファにくくりつけられた。
胴体の部分だけ動かせるように拘束されると、首の周りにふといベルトがつけられ、
それについたロープで頭を少しもたげるように引っ張られる。
大きく股を開き万歳をして乳首もあらわな自分の身体を観れる角度でクビが固定された。
「 いい声出して 」
と少し高めの声をした人に言われた途端に、4本の手が僕の身体を責めだした。
散々尖らせた先端を触られよじられ、クリクリされながら、チクっとした痛みに驚くと乳首には大きなクリップが付いていた。
痛い、痛痒くて乳首もプルプル揺れている
「 外して、イヤァ 外して 」
「 いい顔するな 」
腋の下を舐めていた男がすっとベロを滑らしてウエストから股の間を今度はチロチロとしゃぶってくる。
そのベロは、もっと奥の竿と袋の周りにも侵入してきた。
お尻の孔の周りまで丹念にねっとりとしゃぶりあげる。
孔の中にそのベロを尖らして抜き差しされると
僕の口からは悲鳴が出た。
「 いゃ、あ、いゃぁ 」
身体のうねりが強くなる。過ぎる快感を逃すためにお尻を振って反り返ると首のベルトがグッと締まる、息が息ができない!
急に恐怖でパニックになった。
暴れて痙攣しそうになる僕の身体を押さえつけ、手早く首の周りのベルトを外すと、
大きな声で怒鳴る声が遠くなる意識の中で聞こえた。
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