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第235話
教えて、サンドラさん その3
昂ぶってる前がビニールのクッションに押し付けられる。
お尻を高く上げるその格好で恋人とサンドラさんにそれを見られていると思うと、やっぱり身体は恥ずかしさで火照ってくる。
うつ伏せになった姿で、うなじや腋の下に唇でついばまれ 、
お尻に円を描くように優しく流れるお湯が身体に馴染む頃、
サンドラさんの声がした。
「 安藤、入り口を優しく優しくほぐしてね 」
「 杏果…… 」と吐息で囁きながら、
他人には暴かれることのない入り口を愛撫するように触る指。僕は前のことを思い出し、閉じたり開いたりと緩めていく。
「 二度目だから上手にできてる 」
と、安藤くんが褒めながら長い指で皺を伸ばすようにクリクリと回すと、
「ほら杏果、ここの周りの力を抜いてごらん 僕の指を入れて 」
サンドラさんが僕に愛撫を施す安藤くんに耳打ちしている。
「 指を、、ゆるゆると細かく、、動かして、そう、、、会陰も効くのよ、そこさするように 」
柔らかいお湯の流れと馴染んだ二本の指が絶え間なくとま口のマッサージを続ける。円を描くように男の太めの指先が動き秘孔の上と下を親指で撫でまわす。
ローションとカウパー汁でベトベトになった竿を扱きながら二本の指が5センチほど中に入ると、僕のお腹の中がキュウキュウとその指を絞った。
「 あ、あん あ……」
「 うん、食いついた?そうなったら、シャワ浣ができるから 」
安藤君にゆっくりと抱き起こされ、横のシャワーブースに誘われる。
その間も腋の下から支えた手の先の指は絶え間なく乳首を捏ねていた。芯をもって尖った乳首から流れる快感に煽られ上手く歩けない僕は、シャワーブースの壁の少し屈むような高さの位置に付けられた手すりに捕まるように言われて、安藤くんにお尻を向ける。ヘッドが外してあるシャワーホースがほぐされた孔に当てられる感触がしたけど、もう緩いお湯がそのホースからは溢れてきていた。お湯が普段の排泄と逆流してくるショックに、
「 いやぁ 」
と叫ぶと、安藤君は背後から僕の唇に舌を滑り込ませ口の中をねっとりとその舌で絡めるように愛撫した。
「 大丈夫だから、お湯を入れるよ 」
と言いながら少し噴射の強まったシャワーホースをそこに押し当てられる。
又イヤイヤとお尻を振る僕にサンドラさんの念仏を唱えるような声が聞こえた。
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