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第239話
教えてサンドラさん その7(18禁)
安藤君は何もまとわぬ身体で黒いシーツの上に寝そべった僕を横向に変えると上になってる方の膝を持ち上げた。
股の間の淡い翳りにそっと指をあて、
三本の指をするっと差し込んで来る。
ほどけた口から漏れるローションをゴムをはめた指に絡めながら少し入った付近で少し探るように回すと、その先の攻められると気が狂うほどの快感を連れてくるそ場所のことを思い出し眉を顰めた僕の顔に唇を近づけて優しくキスをした。指をグイッと中で曲げると、下腹から頭のてっぺんまで堪らない快感が突き抜ける。
「 あ、ぁんや、や、 」
前立腺を弄られ待っていたかのように勝手に煽動しだす腸壁にコントロールの効かなくなった性器は簡単にトロトロと吐精を始める。イキきれないじれったさで欲に濡れた入り口がきゅうきゅうとその多数の指を食い閉める。
「 杏果、欲しい?おれが欲しい?」
喘ぎ声をあげながら頷くこともまならない。狂うような前立腺への激しい愛撫に、
「 もう、イヤ、い、や、きて 」
と言葉を紡ぐしかなかった。
一気に奥まで指が入るとその重い塊にズンと男にはない子宮の辺りまで響くよう。まだ指なのになんでこんなにおっきいの。
「あ、おっきい、なんで 」
安藤君がぼくの頭を抱えながら口の中の唾液を吸い上げる。
切なそうな火照って赤くなった頰が可愛くていやらしい。
指で下腹を探ると繁みの中に安藤君の猛ったものが熱く太くそそり立っていた。迷わず握って扱くと、
「 あ、杏果そんなにしたら、だめだ 」
切なそうな吐息をあわせて唾液を強く吸いあう。
「 欲しい……おねがい 」
と囁くと、怒ったように少し乱暴に身体を離し両手で腰を掴んで僕をシーツにうつ伏せにした。
「 あ、はぁん、や、や 」
性器がシーツに擦れて更に快感が背中を走る。震えた沿った背中を安藤君が熱い舌で舐めあげると、
お尻の谷間を両の指で開く。先端が更に大きく怒張したものを蕩けた孔にあてがい、2、3回円くなぶるとそのまま一気にめり込ませた。
おっきく、重く、熱い、初めての重さと大きさなのに、安藤君の雄の形に広がった口で喜んでまとわりついた襞で受け入れていく僕に、
「 くそ、こんなに簡単に挿れられて、そんなに欲しかったのかよ 」
と快感で上ずった声が蕩けきった僕の耳に遠くから聞こえてきた。
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