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第243話
教えて、サンドラさん その11
目の前のサンドラさんの目がキラキラと瞳の中の星を輝かせてる。
この目をじっと見ているとまずいよな、この瞳はまずい。
怯えてる俺の気配を察した豹のようにサンドラさんは俺に一歩近づくと。
「 フェラ大会しようぜ 」
「 は? 」
「 だからさ、好きなやつじゃないと勃たないんだろ? 」
ニヤリと笑うと真珠のように真っ白な歯が光る。
「 勃たせて逝かせてやるよ。王国だけだと不公平。だからフェラしあいっこ 」
俺は頭を抱えた。
この人に油断しちゃいけなかったんだ。何であんなこと言っちゃったんだろう。
「 さあて 」
とやる気満々のサンドラさん。おもむろにブラウスのボタンに手をかけた。
「 ほら王国も真っ裸になってよ。
産まれたままの姿でフェラしあうの、萌える〜〜 」
目の前の女性と見まごうほどの美しい肢体をした人は着ているものを次々と脱ぎ捨てていく。
「 何で服脱ぐの?」
男が脱いでるはずなのに目のやり場に困ってそう言うと、
「 視覚的効果。逝かせるんだからシチュエーションも大切でしょ!私の裸いけてるからさ、見せてあげる 」
確かにうなじから肩そこから小さい乳首までの肌のラインと色が素晴らしい。ウエストからヒップへの流れ、おまけに臍から下は剃ってはいないが陰毛も柔らかそうで少しうずを巻いてるところがエッチな……
って。
俺やばい、この人の裸体に目がクラクラしてきた。
脱がない俺に業を煮やしたのか、さらに近づくと俺の服に手をかけた。
ふわっと漂う、この香りは何だ?
思わず至近で見つめる口に誘われる。
「 ふふ、キスしたい? いいよ 」
男を誘う麝香を振りまいてその薄くピンクな唇が囁いた。
「 あ、イタッ……」
いつのまにか裸に剥かれた俺の乳首をサンドラさんがマニキュアで尖らした爪でひっかくと、小さな乳首が熱を持つ。両方の乳首をひっかいてはコリコリ嬲り、ツンと勃たせる。
「 ねぇ、乳首からさ、たまんないむず痒さがペニスに伝わる?ここ開発するとエッチの時に相手に触ってもらっただけでイけちゃうよ 」
そう言うとサンドラさんはその真っ白な下腹を俺の方に押し付けてきた。
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