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第244話
教えて、サンドラさん その12
(15禁)
サンドラさんから押し付けられた真っ白で血管でも浮いてそうな下腹。
もちろん性器は少しも硬くなく、それでもピンク色のそれはうずくまるように淡い毛の中に埋もれている。
なに、このねっとりと絡むような肌は?性器と下の叢が擦れあい、
下腹のムズムズした熱が性器に溜まるのがわかる。
俺の裏切り者のムスコはもう元気いっぱいに勃ち上がり絶賛淫汁を滴らせていた。
「 ほうら、もう元気になってきた 」
知ってます。
「 どっちからする?このままやると完全にあんた負けるよね 」
軽く俺の頰にくちびる寄せながら耳元でそんな怖いことを囁く。
冷や汗を垂らしながらあそこをおったてるという器用さが俺にもあったんだ……
俺の漏らしている粘ついた汁を指に絡ませながらサンドラさんは俺の答えを待ってる?
「 あ、あ、と。俺が先に 」
ようやく声が出た。
俺の腕を引っ張り側のベッドに腰掛けると、
「 ルール決めとこっか〜
時間制限なしってわけにはいかないから、ってあんたには関係なさそう 」
ムッとした俺の顔を指でつつきながらコロコロと笑いながら先を続ける。
「 10分かな、10分で交替。で、寝ない、寝ちゃうと本番やりたくなるからね。
それで先に射精までさせて方が勝ち!」
勝ちってなに?
本番やりたくなるって誰が、なんかこの方向間違ってないか?
「 10分、俺、自信ない……」
「 なーに言ってんの、さっきの啖呵はなんだったんだよ さぁ、王国から!どうぞ 」
と言うなり俺の前に仁王立ちになった。
仁王立ちでも綺麗な身体とダダ漏れになってるエロチックは変わらない。
俺はまずどこを触ったらいいか考えた。
やっぱり真正面から行くか……とサンドラさんの健気そうな風情の力無く垂れていてもそんなに小さくはない、寧ろ大きめ?の性器に指を触れる。
正直男の身体は杏果しか触れたことはないけど、玉が膨らむ根元はあったかいのに指を滑らせた先端は冷たい。
大きさといい温もりといい、まして淡い毛がまとわりつくそのことに、
ああ、違う男の身体だと実感が湧いてきた。
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