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第262話
お兄さんの秘密 17 ( 15禁 )
もみ合う音がして、バチン!となにかを叩いた音がした。その音に思わず潜り込んだカーテンの間から出ようとしたら、聞こえてきた声に身体が止まった。
「 くそ、大人しくしろ 」
「 あ、あん、イヤァ、ダメ…… 」
その後あの音、口付けてる?
え?
兄貴とその男、そういう雰囲気な訳?
頭の中には大きな疑問のQマーク。
唇が肌を滑るような擬音の中で、兄貴の濡れたような吐息で囁く声が聞こえる。
「 あ、ぁ……いい……キョウジさん、そこもっと 」
「 ここだろ?さっきも鞭振りながらお前ここ大きくしてただろう……堪んないな。しゃぶってやるから腰上げろよ 」
はぁ?鞭ってなんだ?
音を立てて男が多分兄貴の多分アレをしゃぶりだす。
唸りながら嬌声を上げる兄貴の声に俺の前まで硬くなってきた……
まずい!兄貴の声だぞ!勃起してどうするんだ俺……
「 そこ早く、そこ弄って、あん!」
「 ゆるゆるじゃないか…だれに入れられてたんだ?オレが来る前にだれだよ!この淫乱!」
「 違う、ダメ、違うから……」
「 そういやズイキ入れられてたな。お前ティー字帯でぶっといズイキ埋め込んで縛ってただろ 」
一際声を大きくした男が大きく動いた音がベッドの振動から伝わってきた。
我慢できずにカーテンの隙間を開けて目を凝らす。
そこには、腕には長く黒い手袋、で黒い革のベストは肩からずれ落ち、下半身をされけだした兄貴が着衣のままの大きな男に太ももをこれでもかと開かれ掲げられてる姿があった。
男の猛った怒張は明らかに兄貴の後ろに挿れられている。
喘ぎ声をあげながら男の胴体に細く長い脚を絡ませてるのは本当に俺の兄貴?
男はこれでもかと腰をグラインドさせながらひたすら淫猥な言葉で兄貴を煽ってる。
激しくピストンを繰り返す時にはお互い荒い息とうめき声が部屋に響いた。
「 うおぅ!」
「 あぁん!」
最後2人は同時に果てたらしい。いつものあの匂いが部屋に満ちると強く掴んでいた男の指が兄貴の太ももの裏から離れていった。
ヌチョッという音がして男が兄貴の中からそのデカ物を取り出したのを俺はまざまざと目の前で見てしまった。
滴っているのは兄貴のあれだよな……
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