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第21話

優生君と別れて1人になってから運命の番について調べた。 「魂で惹かれ合う······嘘臭いなぁ。」 暫く調べていたけど、体がだんだんと熱くなってきたから慌てて抑制剤を飲んでベッドに潜った。 嫌だ、もう熱くならないで。 あのわけがわからなくなるような、そんな感覚にはなりたくない。 「ふっ······ぅ、もうやだぁ······っ」 声を押し殺して泣く。 入学早々こんなことになるなんて思ってなかった。 「······んっ、ん······!」 ああもう、早く寝よう。部屋の鍵もちゃんと全部締めた。だから大丈夫。今ならまだゆっくり眠れるはずだ。 そう思って無理矢理目を瞑り、そのまま朝まで深く眠った。 *** 熱い、熱い熱い熱い。 布団から抜け出して、体を冷やそうと水を飲む。時計を見ると朝の8時。少し外が騒がしいのは登校時間が迫っているからか。 こんな体じゃ学校に行けないな。 そう思っていると、携帯が音を立てて、フラフラな足取りで携帯の置いてあるベッドに戻って電話に出た。 「もしもし」 「千紘君!?」 「ぁ······優生君かぁ、おはよう。」 体の熱が上がって、ペニスが上を向く。 駄目だ。体を冷やそう。そう思って動くとまた後孔からトロっとした液が溢れ出た。 「寮の中が甘い匂いで凄いんだ。発情期なのは君だけなのに。」 「そ、うな······だ······。ごめ、熱下げたいから······水、浴びる。」 「水っ!?駄目だよ!風邪ひいちゃう!今から病院に行こう。昨日点滴を打ってもらった時は落ち着いていたから······。」 「今、この状態で外に出たら、危ないでしょっ?」 ダメだ、我慢できない。 服を脱いで、ペニスを掴み激しく扱く。既に限界だったそれはすぐに射精した。 「ひ、1人でできるから、大丈夫だよ······っ」 「······それか、高良先輩に頼んで抱いてもらうかだよ。一時的にでもアルファの精液を貰えばマシになる。」 「そ、それは······子供、できるじゃないか。」 「精液を体に入れたらいいんだ。だから、口で飲むだけでも大丈夫なの。······高良先輩、呼ぶ?」 昨日、高良先輩と初めてセックスをした。 凄く気持ちよくて、殆ど意識を飛ばしていたけど、高良先輩は俺とセックスなんてして良かったのだろうか。 「迷惑じゃ、ないかなぁ······っ」 「昨日高良先輩は病院でね、千紘君さえ良ければ番になるよって話もしてたんだ。だから······今は甘えるべきだよ。」 そう言われて「わかった」と返事をした。 「自分で、伝える。」 「······うん。ちゃんと、伝えてね。」 電話が切れて、深く息を吐いた。 その間にも自分の体に触れる手は、後孔まで伸びて指を1本沈めている。 気持ちいい、気持ちよくて、止められない。
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