体の痙攣が止まらない。 苦しくて辛いはずなのに、気持ちよくて涙が溢れる。 「ひっ、あぁぁ······っは、あぁ······！」 「千紘、ゆっくり息を吐け。」 「ぁ、あ、ひぁっ、動か、ないでぇ······っ！」 微かに律動した会長。体はその感覚を敏感に拾って体が少し落ち着いてきて、背中に覆い被さった会長が「大丈夫か？」と優しく聞いてくる。 「んっ······ゆ、ゆっくりがいい······っ」 「ああ、わかってる。」 後ろから四つ這いで挿入してよかったかもしれない。 「あ、あっ、あぁっ！」 「っ、」 顔を見ていたらもっともっと訳が分からなくなったと思うから。 「あっ、あうぅ······っ！偉成、ぁ、あ！」 「はぁ······千紘、顔見たい。見せて」 「ひぃっ！」 ずるっとペニスが抜けて、体をくるっと仰向けにされる。かと思えば足を大きく開かれて無遠慮と思えるくらい勢いよくまた中に挿入される。 大きな快感が体に走り、射精してそれでも構わず会長は律動を続ける。 「んぁっ、あぁっ！」 「はぁ、ぁ、千紘、千紘······っ！」 怖い。食べられる。 「千紘、好きだ。」 「ひぃっ、や、やだっ、まっ、こわ······！」 「待てない、悪い······っ」 ガツガツと奥を突かれ、耐えられない。 つま先までピンと伸びて、背中が弓形に反れて強く会長のペニスを締め付けた。 「っ！」 「ぁ、あぁ───ッッ！」 目の前がチカチカと光り、頭の中が真っ白になった。 会長が数回律動して、ゴムの中で射精する。そして抱き締められて、2人の荒い呼吸音だけが聞こえる。